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〔南米出血熱〕 |
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〔南米出血熱〕は、次のように呼ばれる一連の疾患の総称です。
・アルゼンチン出血熱 |
それぞれ特定のアレナウイルス科のウイルスが原因となる病気で、中南米の特定地域に分布して発症します。
〔南米出血熱〕を媒介するのは、現地に棲息するげっ歯類のヨルマウスというネズミで、その唾液や排泄物と接触したり、吸入したり、あるいは出血熱患者と接触して感染します。 〔南米出血熱〕は、感染後の7~14日間の潜伏期間を経て、突然の発熱、筋肉痛、頭痛、悪寒、筋肉痛、眼窩後痛、背部痛、消化器症状などで発症します。 3~4日後には目眩や嘔吐が始まり身体は衰弱してきます。 |
症状が重くなると、高熱や出血傾向、ショックなどの症状を伴い、特徴的な歯肉縁の出血、結膜の充血、皮下や粘膜からの出血による紅斑、紫斑、全身のリンパ節腫大に進展します。 |