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〔マールブルグ病〕 |
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〔マールブルグ病〕は、人獣共通の感染症です。この病気のウイルスを保有する自然宿主は不明です。 |
初期症状には、突然の発熱、前頭部と側頭部の頭痛、倦怠感、腰部を主体とした筋肉痛、吐き気、嘔吐、皮膚粘膜発疹、咽頭痛などが現れます。 発症してから1~2日後には、水様性の下痢を起こし、40度C近い発熱と激しい嘔吐を繰り返します。 同時に昏睡や精神活動に異常を来たします。 |
〔マールブルグ病〕に感染すると、発症第一週中に、口蓋と扁桃粘膜、頚部リンパ節が肥大し、5~7日後には、顔と頸周辺に痒くない暗赤色の斑点状丘疹が発生します。 |