基本分野選択:HOME健康・医療館 現在:PC版スマホ版へ移動 今日の運勢館おすすめカラオケ愛唱館
sentofu体の病気心の病気医療技術医薬品健康増進栄養成分健康食品全身美容保険介護健康用語nullサイト情報


心の病気心の病気全般心の病気の分類幼児期・小児期・青年期障害せん妄・痴呆・健忘性障害一般身体疾患による精神障害物質関連障害統合失調症・他の精神病性障害気分障害不安障害身体表現性障害虚偽性障害
解離性障害性障害・性同一性障害摂食障害睡眠障害衝動制御障害適応障害パーソナリティ障害臨床的関与対象状態その他の障害
 
心の病気

双極性障害・躁うつ病

 〔気分障害〕の精神疾患には〔双極性障害・躁うつ病〕および〔大うつ病性障害・うつ病〕とがあります。

 〔双極性障害〕は、従来は〔躁うつ病〕と呼ばれていた心の病気です。

 「躁状態」と「うつ状態」を交互に繰り返す精神疾患です。この病気は〔双極性感情障害〕とも呼ばれます。


 多くの場合、〔躁うつ病〕は治療により一旦回復しても容易に再発するため、薬物投与などによる継続的な予防や治療が必要です。

 「躁状態」のときには特別な根拠もないのに、気分が高ぶり充実感に満たされます。気が大きくなり多弁となります。とても活動的になり次々といろんな考えが浮かんできます。ひとつの事に集中できなくなり、何事にも快楽的で熱中し、買い物をしまくったりして、社会活動や人間関係に著しい障害を生じるようになります。

 一方、「うつ状態」では、何ごとにも自信を失ったような状態となります。典型的なうつ状態の症状は、「抑うつ気分」と「興味・喜びの喪失」にあり、気分が落ち込み、心が空虚感や悲しさに満たされてしまいます。また、以前は楽しかったことへの意欲が見出せなくなります。更に、自分には何の価値もないと感じる無価値感に襲われ、ときに「自殺念慮・希死念慮」と呼ばれるような死にたいという感情に襲われたりします。