アマゾン〔心の病気〕◇解離性障害◇ |
〔解離性障害〕は、心的外傷への自己防衛として、自己同一性を失う神経症の一種です。 |
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・〔解離性健忘〕 ・〔解離性とん走〕 ・〔解離性同一性障害〕 ・〔離人症性障害〕 ・〔解離性昏迷〕 ・〔トランス〕 ・〔憑依(ひょうい)障害〕 ・〔解離性運動障害〕 ・〔解離性けいれん〕 ・〔解離性知覚麻痺・知覚脱失〕 ・〔解離性転換障害〕 ・〔ガンザー症候群〕 下記に、このように多様な解離性障害の簡単な説明をしておきます。 |
解離性障害の種類 |
解離性健忘 |
心の傷やストレスが原因となって自分にとって重要な広範囲な情報が記憶喪失し、思い出せなくなる精神疾患。 |
解離性とん走 |
予期せぬときに突発的に、家庭や職場、日常生活の全ての場から離れて遁走・放浪して過去の一部、あるいは全部を思い出せなくなる障害。 |
解離性同一性障害 |
多重人格障害とも呼ばれる障害で、一人の人間に、明確に独立した性格や記憶、属性を有する複数の人格が出現する障害。 |
離人症性障害 |
自分が自分の精神過程または身体から遊離し、あたかも外部の傍観者あるいは観察者であるかのように自分自身を眺めている状態となる障害。 |
解離性昏迷 |
筋緊張は正常で、静止姿勢・呼吸機能は保持されるが、随意運動、発語、光・音・接触への正常反応が減弱または消失する障害。 |
トランス |
人格同一性の感覚が消失する症状あるいは障害。通常とは異なる変性意識状態となる障害。シャーマンや霊媒などのような宗教的な法悦状態など。 |
憑依(ひょうい)障害 |
霊や神などの他者にとり付かれると確信する障害。 |
解離性運動障害 |
通常は随意的統制下にある普通の運動能力が失われる障害。運動失調を示し協調運動が障害されたり、介助なしで起立不能な障害。 |
解離性けいれん |
てんかん発作に似る痙攣であるが意識消失は見られない障害。咬舌・転倒による打撲・尿失禁はない。 |
解離性知覚麻痺・知覚脱失 |
ある皮膚感覚が部分的に麻痺したり完全脱失する障害。皮膚感覚ではなく、視覚・聴覚・嗅覚が障害されることもある。 |
解離性転換障害 |
突然昏睡状態に陥り意識を失うなどの障害。身体が動かせない、声がでない、目が見えない。身体と精神が分離したような状態となる障害。 |
ガンザー症候群 |
曖昧な受け答えや前後の文脈と関係のない的外れな話をしたりする障害。 |