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睡眠障害とは |
〔睡眠障害〕は、入眠や睡眠に何らかの異常が起こる疾患です。 |
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DSM-Ⅳの分類では、〔睡眠障害〕は〔原発性睡眠障害〕〔他の精神疾患に関連した睡眠障害〕および〔他の睡眠障害〕という分類になっていますが、この睡眠障害に関してのDSM-Ⅳの分類はやや専門医師向けの面が強く分かりにくいところもあります。 一方で、2005年に改定版が発表された「ICSD-2(睡眠障害国際分類 第2版)」という睡眠障害の分類があります。この分類法では、睡眠障害を次のような八つの分野に分類しています。 ・〔不眠症〕 ・〔睡眠関連呼吸障害群〕 ・〔中枢性過眠症群〕 ・〔概日リズム睡眠障害群〕 ・〔睡眠時随伴症群〕 ・〔睡眠関連運動障害群〕 ・〔孤発性の諸症状〕 ・〔その他の睡眠障害〕 「DSM-Ⅳ基準」も「ICSD-2基準」も睡眠障害に悩む一般人には分かり難い面が多いので、当サイトでは、これらを参考にしながら、次に示すような独自の分類をして、それぞれの詳細を解説しています。 |
当サイトでの睡眠障害の分類 |
不眠症 |
原発性不眠症、神経症性不眠症、薬原性不眠症など。 |
過眠症 |
ナルコレプシー、特発性過眠症、反復性過眠症など。 |
概日リズム睡眠障害 |
睡眠相前進症候群、睡眠相後退症候群など。 |
睡眠時呼吸障害 |
睡眠時無呼吸症候群、上気道抵抗症候群など。 |
睡眠時随伴症 |
覚醒障害、睡眠覚醒移行障害など。 |
睡眠時運動障害 |
むずむず脚症候群、周期性四肢運動障害など。 |
身体的疾患関連睡眠障害 |
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精神障害関連睡眠障害 |
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薬物関連睡眠障害 |
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その他の睡眠障害 |
不適切な睡眠衛生も睡眠障害の原因となります。 |
尚、DSM-Ⅳ基準もICSD基準も重要な基準であるのは確かなので、このページの最下部にそれらを概説しています。 |