〔食道がん〕は、食道の内面を覆う粘膜の表面にある、上皮や粘液腺上皮に出来るがんです。 食道の上皮は扁平上皮でできているので、食道がんの90%以上が扁平上皮癌と呼ばれる種類のがんです。 〔食道がん〕は、初期段階では自覚症状がなく、進行すると飲食物を飲み込むとき痛みを感じたり、しみたり、つかえたりするようになります。
また、進行してくると、腹痛、背部痛、体重減少などが起こることもあります。 〔食道がん〕の原因の多くは、喫煙と飲酒にあるとされ、喫煙と飲酒は相乗的に作用してリスクが高くなると指摘されています。 また、熱いものや辛いものが好きな人にも発生しやすいといわれています。 食道がんに罹り易い人は、咽頭がんや喉頭がんにも罹り易いとされ、このようながんに罹った人は、食道がんに罹る確率が高くなります。 野菜や果物を摂取することで、〔食道がん〕の予防に確実な効果あるとされています。