〔大腸がん〕は、盲腸、結腸、直腸などの大腸に発生する上皮性のがんです。 また、大腸がんには、肛門管に発生するがんも含めることがあります。 これらは上皮に発生するがんなので〔大腸癌〕とも呼ばれます。また、〔大腸癌〕は〔直腸がん〕と呼ばれることもあります。
大腸には、次のような部位がありますが、〔大腸がん〕がよくできる部位は、直腸とS状結腸です。
・盲腸 ・上方結腸 ・横行結腸 ・下行結腸 ・S状結腸 ・直腸
〔大腸がん〕になると下痢や便秘を繰り返したり、腹痛、腹部膨満感などの症状がでるようになります。 ときに、血便がでることがあります。 大腸には多くのポリープができやすく、通常は良性のポリープが多いですが、放置するとがん化するものもあります。 〔大腸がん〕は食生活の欧米化で増加の傾向があるといわれています。