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〔膵臓がん〕


概要病気症状原因診断
治療予後合併症情報書籍
 

この疾患の概要です

 〔膵臓がん〕は、膵臓から発生する悪性腫瘍で、〔膵がん〕と呼ばれることが多いです。

 〔膵臓がん〕は、早期発見が非常に困難ながんです。

 しかも、一度発生すると進行が非常に早いために、治療ができず死に至る可能性も高く、治療をしても予後は非常に悪いです。


 このことから「癌の王様」と言われるくらいです。

 膵臓は胃の後ろにあって、消化液である膵液や血糖を調節するインスリンホルモンを分泌する臓器で、ここに出来るがんが〔膵臓がん〕です。

 初期にはお腹の不調や食欲不振などがみられますが、進行すると上腹部や背中に痛みを感じたり、全身の倦怠感、嘔吐、体重減少などの症状が現われてきます。

 消化器系のがんのマーカーとして、特に膵臓がんの診断に有効とされるものに〔CA19-9〕というマーカーがあります。

 血液検査ですぐに調べられます。

 このマーカーは、膵臓がんに特異性の高い腫瘍マーカーですが、一般にこの種のマーカーは感度が低いために、早期発見に関してはそれほど有効ではありません。

 逆に言えば、このマーカーの数値が上がっている場合には、膵臓がんはかなり進行している場合が多くなります。

 そのため、どちらかといえば、がんの治療を始めてからの、治療効果を判定するための指標として役立ちます。


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