〔機能回復技術〕

　医療技術の中で、腕を失った人が考えただけで人工の腕を動かせるなどの治療が可能となってきました。

　このようなものを機能回復技術といいます。

　身近な例では、歯を失ってしまった人が、インプラントの技術により人口の歯根を埋め込んで、取り外し式の入れ歯とは決定的に異なる半永久的な歯を埋め込む技術なども実用化されています。

　機能回復技術として注目される実用化された技術には、ペースメーカーや歯科でのインプラントなどがあります。

　また、純粋な機能回復とは異なるかも知れませんが、〔AED：自動体外式除細動器〕はその有用性の点で極めて優れた技術として、公共的な施設において急速に普及しつつあります。