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心の病気

身体醜形障害

 〔身体醜形障害〕は、自分の外見が醜いとか欠点があるなどと外見に極度にこだわる〔精神疾患障害〕です。

 〔醜形恐怖〕とか〔醜貌恐怖〕とも呼ばれる〔精神障害〕です。

 実際には自分の外見に特別な欠点などなく、あったとしても些細なものであるにもかかわらず、自分の外見が醜いと深刻に思い込み、悩み続ける結果、うつ病を併発する場合もあります。


 この障害は青年期に発症することが多く、発症率に男女差はみられません。

 〔身体醜形障害〕の症状は、顔に関するものが多く、顔にできるニキビやシミ、シワ、傷跡、肌の色、アザなどです。また、顔の形、目、鼻、耳、口、胸、お尻などの身体のいろいろな部位の形や大きさで悩む人も多くいます。

 男性なら髪の毛が薄くなることや背が低いことなども障害の原因となります。〔身体醜形障害(しんたいしゅうけいしょうがい)〕の症状は、徐々に現われることもあれば、突然発症することもありますが、本人が意識する症状の深刻さには大きな個人差があります。

 〔身体醜形障害〕の人は、自分の思い込みから逸脱することができず、自分の外見について悩み続け、頻繁に鏡をみたり、まったく見なかったりします。外出時には帽子をかぶって毛髪の薄さを隠したり、深い帽子をかぶって顔の一部を隠そうとします。外出を避け、社会から孤立するようにもなり、最悪時には自殺を考えることもあります。

 〔身体醜形障害〕の有効な治療法はなかなかないのですが、近年では、美容整形手術などが進歩したこともあって、わずかな金額で気になる身体の部位を整形することも可能となり、その恩恵に浴している沢山の人たちがいます。

 あなたが悩んでいることは、他の人から見ればごく普通のことで大したことではないかと思います。でも、どうしてもと考えるなら、一度、美容整形外科を訪れてみてはどうでしょうか。

 鼻の形を変える、二重瞼にする、顔のちょっとしたシミを除去するなどであれば、費用は数万円~数十万円でも十分かと思います。

 現在の美容整形技術で500万円かければ、誰でも松坂慶子や吉永小百合、マリリン・モンロー、メグ・ライアン・・・を追いこすほどの絶世の美人に変身できるほどです。勇気を出せば誰にでもできます。美容整形に抵抗のある人もいらっしゃいますが、今日、あなたは一歩を踏み出してみたらどうでしょうか。人生が夢のように変わります。