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心の病気

間欠性爆発性障害

 〔衝動制御障害〕のひとつに〔間欠性爆発障害〕という精神疾患があり、略号では〔IED〕と呼ばれています。

 この障害では、ちょっとした事態に突然激怒し、その怒りをこらえきれずに、他人やその人の所有物などを攻撃する「怒りの制御不能」を示す障害です。

 普段は善良に見える人が突然、このように激怒することがあり、通俗的には「一発を起こした」などと称されたりします。


 〔間欠性爆発障害〕の人は、突発的に怒り出し、人や物に当りますが、その怒りが長時間続くことは稀で、多くの場合には10~20分間くらいで鎮まり、何事もなかったかのように振舞います。

 重要なことは、他人を身体的に傷つけたり、他人の財産に損害を与えてしまうことが多いのですが、それは怒りの原因となった物事に比して、怒りの代償としては極めて高いものとなることです。

 ごく普通に見える会社の上司や紳士が、このような症状を呈することがあり、周囲の人が戸惑う場面に遭遇することも珍しくありません。あなたがもし、車の運転中に前を走っている車がゆっくり走行し過ぎると思って、クラクションを長めに鳴らし威嚇するなら、あなたは〔間欠性爆発障害〕を患っている可能性が高くなります。