〔健康食品の留意点〕

　最近は飲食物の欧米化の影響もあってか、メタボリックシンドロームなどに罹る人の数が急増しています。

　また、スリムになりたい、綺麗になりたいという潜在的な希望を抱く女性も多く、いわゆる健康食品やサプリメントが盛んに宣伝されています。

　スーパーやコンビニ、薬局などには健康によい、美容によいなどと謳った健康食品やサプリメントがところ狭しと陳列されるようになりました。

健康食品の留意点

　健康志向は決して悪いことではないのですが、本来、健康食品やサプリメントは医薬品ではないので、明確で確実な効能というものはありません。

　通常、健康食品やサプリメントには何かの病気や症状に対しての即効性はなく、長期間摂取し続けることで、病気などの予防的効果が期待される類のものとなります。

　通常の食事で不足しがちなミネラルなどの成分を補給する目的での健康食品やサプリメントなら比較的安心して摂取できるかと思いますが、過去には健康食品として販売されている食品の含有不純物などにより健康被害が生じたという例もあります。

　極端な誇大広告をする場合もあるので十分な注意が必要となります。

　いわゆる健康食品やサプリメントとして販売されている商品の形状は錠剤やドリンク剤などが主流ですが、最近では健康茶や健康酢などの商品も多くなりました。

　健康食品やサプリメントの容器には「健康食品」「特定保健用食品」「健康補助食品」「栄養機能食品」などと表示されています。

　このような表示の意味合いを知り正しい健康食品の使い方をしないと、安全性に問題がでる場合もあるので注意が必要です。

　医薬品は効能がはっきり認められるけれども副作用もあることは誰でも知っています。

　一方で、健康食品は副作用などなく安全だと考える風潮がありますが、これは必ずしもそうではありません。

　いくつもの健康食品を同時に摂取したり、同じサプリメントでも大量に摂り過ぎれば、逆に健康を害することも多々あり得るのです。

　最近では、サプリメントは一般のスーパーやドラグストアー、コンビニなどで簡単に手に入ります。

　サプリメント専門のショップもちらほら目につくようになりましたし、通信販売やインターネットのモールでも簡単に購入できます。サプリメントに限りませんが、当サイトもその一つということができるでしょう。

　通信販売やインターネットで購入する場合には、多数の実績がありセキュリティ管理がきちんとなされている優良な企業であるかなど慎重に評価するといいです。

　広く認知された製造会社・販売会社であることは重要です。新聞紙上などで不祥事が報道されたようなメーカからは購入しない方が無難です。