〔油脂類〕 |
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油脂類は、動物や植物、鉱物から採取され、水とは混じらない可燃性の成分をいいます。 化学的な呼び方では、油脂とは脂肪酸とグリセリンのエステルのことをいい、普通の油脂の主成分は「トリグリセリド」と呼ばれる物質です。 一般的に、常温で液体のものは「油」、常温では固体のものを「脂」と使い分け、両者をまとめて油脂と呼んでいます。 |
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〔油脂類〕 |
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油脂類は、動物や植物、鉱物から採取され、水とは混じらない可燃性の成分をいいます。 化学的な呼び方では、油脂とは脂肪酸とグリセリンのエステルのことをいい、普通の油脂の主成分は「トリグリセリド」と呼ばれる物質です。 一般的に、常温で液体のものは「油」、常温では固体のものを「脂」と使い分け、両者をまとめて油脂と呼んでいます。 |
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油脂には食用や燃料用、潤滑油、および産業用がありますが、このコーナーでは食用のみを扱っています。 日常生活で使用される食用の油脂類は、原料となる植物や動物の種類、あるいは油脂の使用目的などで分類されるのが普通です。 左に示す表では、常温では液体の油である〔脂肪油〕と、常温では固体の脂とである〔脂肪〕とに分けて表示しています。 |
◆〔油脂類〕の成分と特性についてご説明します。 |
油脂類の成分と特性 |
食用の油脂類には、動物性と植物性のものとがあります。動物性の固体である肉の脂などには「飽和脂肪酸」が多く含まれています。植物性油と魚類の油には「不飽和脂肪酸」が多く含まれています。
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