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心の病気

アンフェタミン関連障害


 〔物質関連障害〕には数多くの精神疾患があり、〔アンフェタミン関連障害〕もその中のひとつです。

 アンフェタミンは、中枢神経興奮薬として知られている物質であり、合成覚醒剤の一種です。

 アンフェタミンは、本来は〔ナルコレプシー〕や〔注意欠陥多動性障害(ADHD)〕などの精神疾患の治療や、食欲低下や体重抑制などの目的で使用される物質として開発されました。


 しかし、アンフェタミンは本質的には覚醒剤であることから、能率向上や悦楽目的で濫用されることが多く、そのような使用は当然違法となります。

 たとえ治療の目的でも、アンフェタミンを常用すると習慣性が強く、期待する効果を得るために用量を増やす必要があり、やがて〔依存症〕となり、不穏状態・不安・うつ・不眠・自殺衝動などの症状が出現します。

 また、アンフェタミンの急性中毒では、次のような極めて重大な問題が生じます。

 ・〔精神病〕
 ・〔失見当識〕
 ・ 一時的な〔統合失調症様症状〕
 ・〔攻撃性の増加〕
 ・〔妄想〕

 また、身体的にも下痢、動悸、不整脈、失神、異常高熱症、痙攣、昏睡などの重篤な問題を起こします。