基本分野選択:HOME健康・医療館 現在:PC版スマホ版へ移動 今日の運勢館おすすめカラオケ愛唱館
sentofu体の病気心の病気医療技術医薬品健康増進栄養成分健康食品全身美容保険介護健康用語nullサイト情報


心の病気心の病気全般心の病気の分類幼児期・小児期・青年期障害せん妄・痴呆・健忘性障害一般身体疾患による精神障害物質関連障害統合失調症・他の精神病性障害気分障害不安障害身体表現性障害虚偽性障害
解離性障害性障害・性同一性障害摂食障害睡眠障害衝動制御障害適応障害パーソナリティ障害臨床的関与対象状態その他の障害
 
心の病気

 

信号様式GIFアニメ アマゾン 信号様式GIFアニメ

 

〔心の病気〕

◇物質関連障害◇

幻覚剤関連障害


 〔物質関連障害〕には数多くの精神疾患があり、〔幻覚剤関連障害〕もその中のひとつです。

 幻覚剤は、脳の神経系に作用して、現実には存在しない幻覚を起こさせる薬物です。

 これらは「ハルシノジェン」や「サイケデリックス」とも呼ばれ、古くから宗教儀式やシャーマンなどにより用いられてきました。精神科医が精神疾患の治療の目的で心理療法に用いることもあります。


 幻覚剤を摂取すると、瞳孔が散大し、体温及び血圧も上昇、方向や距離、そして時間感覚が歪曲するなど、外界に対する認識を歪曲した「変性意識状態」という意識状態に陥ります。多くの場合、幸福感に満ちますが、時には極めて憂鬱状態になります。

 幻覚剤を多量に用いると、幻覚や妄想が生じ、「音が見える」「色が聞こえる」などと言い出します。自分自身を失い、自分のしていることを離れた場所から観察しているという奇妙な体験「離人現象」を惹起し、自分ばかりか他人にも危害を及ぼすことがあります。幻覚剤の影響が消えるときには、激しい不安、焦燥、不眠などの症状や苦痛を伴います。

 幻覚剤には、「ケミカルドラッグ」「ナチュラルドラッグ」および「デザイナーズドラッグ」と呼ばれるものがあり、それぞれに多くの種類が存在します。ケミカルドラッグの「LSD」は特に有名で、アメリカのヒッピーたちに愛好されていました。LSDは、感覚や感情、記憶、時間が拡張したり変化する体験を誘起し、影響が6~14時間持続します。