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心の病気

その他の障害とは


 DSM-IVで規定された精神疾患以外にも精神状態に影響するいくつかの疾患があります。

 ここではそのような例外的な疾患について記述しています。

 当サイトで述べるその他の精神的な障害を招く疾患には、次の三つがあります。

 〔心身症〕
 〔過換気症候群〕
 〔神経性頻尿〕


その他の精神的な障害を招く疾患
心身症  精神の持続的な緊張やストレスが大きく関与して発症する身体疾患の総称。その治療には身体的な治療と同時に心のケアも行う必要。

過換気症候群  特別な身体的病気がないのに、急に息苦しくなり、動悸、頻脈、めまい、手足のしびれなどを発作的に引き起こす病気。

神経性頻尿  試験や面接などの直前に緊張し突然トイレに行きたくなるような状態が日常的に継続する疾患。



その他の障害の個別説明 ◆〔その他の障害〕についてどんなものがあるかご説明します。
心身症  〔心身症〕は、特定の病気や疾患ではなく、精神の持続的な緊張やストレスが大きく関与して発症する身体疾患の総称です。

 心身症そのものは身体の疾患であり、実際に身体的な検査をすれば異常が認められるのが普通ですが、その疾患の症状の発生や増悪に心因が影響しているのです。

 心身症には決まった症状はなく、症状が現われる代表的な疾患は、胃潰瘍や気管支喘息、高血圧、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症などの身体疾患ですが、その他にも多岐にわたっての発症があります。

 尚、うつ病や神経症などの精神疾患が原因で現われる身体障害は心身症ではありません。

 心身症は身体疾患ではあっても、心理的な面、心の不調などが大きく関与しているために、その治療に当っては、身体的な治療と同時に心のケアも行う必要があります。心身症が認められる身体疾患には次のようなものがあります。

心身症が認められる身体疾患
呼吸器系 気管支喘息、過換気症候群
循環器系 本態性高血圧、狭心症、心筋梗塞、不整脈
消化器系 過敏性腸症候群、胃・十二指腸潰瘍
内分泌・代謝系 糖尿病、甲状腺機能亢進症、摂食障害
神経・筋肉系 緊張型頭痛、片頭痛、痙性斜頸、書痙、自律神経失調症
皮膚科領域 アトピー性皮膚炎、慢性じんま疹、円形脱毛症
整形外科領域 頸肩腕症候群、腰痛症、慢性関節リウマチ
婦人科領域 月経前症候群、月経異常、更年期障害

過換気症候群  特別な身体的病気がないのに、急に息苦しくなり、動悸、頻脈、めまい、手足のしびれなどを発作的に引き起こす病気です。この発作は過換気発作と呼ばれ30~60分くらいで自然におさまりますが何度も繰り返し起こります。

神経性頻尿  誰でも試験や面接、発表会などの直前になると精神的に緊張して、突然トイレに行きたくなったりします。このような状態が日常的に続いてしまうのが〔神経性頻尿(膀胱神経症)〕です。

 2時間以下の間隔で、日中に8回以上トイレに行くようなら頻尿です。たびたび尿意があって日中にはよくトイレに行く人でも、夜間には頻尿がないときは、この病気の可能性が高いです。