解説
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2009年11月02日付けの読売新聞に、自宅でコーヒーを美味しく入れるコツが載っていました。
ここでは、読売新聞の記事をそのまま転載しておりますので、参考にしてください。
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転載元
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読売新聞 2009年11月02日
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記事名称
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コーヒー
自宅で おいしく
お湯は90度 しっかりと蒸らし ゆっくり注ぐ
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記事本文
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家庭でおいしいコーヒーをいれる「家カフエ」がブームになっている。ただ、上手にいれるには、ある程度の技も必要だ。そこで正しいコーヒーのいれ方を教えてくれる「コーヒー教室」が人気を集めている。(経済部 滝沢聡)
「お湯は3分かけて、ゆっくり注いでくださいよ」。百貨店のコーヒ上豆売り場の店頭で、販売員がペーパードリップのコツを客に説明しながら、コーヒーをいれる。家庭用の器具を使ってはいるが、振る舞われたコーヒーは普段、家で飲むのと比べ格別においしい。
キーコーヒーーは、こうした無料「ミニコーヒー教室」を全国の百貨店で不定期に開いている。家庭で最も普及しているペーパードリッ一プは、実は一定の技術が必要で、正しいやり方でないと、おいしくはいれられない。「でも、ほとんどの人が我流。おいしくないのを豆のせいにされてしまう」(同社広報)。そこで、正しいいれ方をこの教室で広めよう、というわけだ。
上手ないれ方をプロから学ぼうと、最近ではコーヒーチェーン各社が有料で開く教室もにぎわう。タリーーズコーヒージャパンが全国の店舗で開催する「コーヒースクール」では、ペーパードリップでのいれ方や、エスプレッソマシンを使った様々なコーーヒーの楽しみ方など、3コースを用意している。受講料はIコーース2時間2000円で、同社サイトから申し込む。受講者は30代女性が中心だ。
スターバックスコーヒーージャパンが各店舗で開く「コーヒーセミナーでは、基本的ないれ方からコーヒーの香りをかぎ分ける上級編まで7コースがある。同社のサイトから申し込め、1-コース2時間で受講料は3000円。「フードペアリング」のコースではオレンジジャムのトーストには酸味の強いコーーヒーが合うなど、食べ物とコーヒーの食べ合わせを教える。
タリーズコーヒーのチーフコーヒーアドバイザー田代洋介さんに聞いた「おいしくコーヒーを入れるコツ(ペーパードリップ)」
水にこだわる
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浄水やミネラルウォーターを使う。軟水なら癖がなく、素直な味わいになる。
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1、2杯分だけなら、コーヒー粉は多めに
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通常量だと薄いコーヒーになる。通常量の1.5~2倍入れると良い
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湯の温度は90度
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沸騰した湯はコーヒーの雑味が出るので、使わない。
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蒸らし30秒
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まず粉全体に湯をかけ、粉をふやかす
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湯の注ぎはゆっくりと。注ぐのは、フィルターの中央部だけ
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じっくりと、おいしい味を抽出する。フィルターの外周部に注ぐと、湯が粉に触れずににじみ出てしまい、薄いコーヒーになる
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湯がすべて落ちる前に、ドリッパーを外す
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最後は薄くまずいコーヒーになるので、使わない
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