また、脂溶性ビタミンは必要以上に摂取すると、体内に滞留して体の各種機能に悪影響をおよぼす可能性があり、摂取量には注意が必要となります。
ビタミンは生物が生命を維持するために不可欠な成分ですが、残念ながら体内で合成されることはありません。
そのため、本来は食事から摂取し適量を体内に維持する必要があるのですが、不規則な生活や多くのストレスなどに晒される現代人は十分にバランスよく摂取できない場面も多いのが現実です。
それが一般にビタミン剤と総称されるサプリメントが注目されるようになった理由です。
ビタミンは、発見史上、非常に多く発見され、次々と命名されたのですが、後になってビタミンではないと分かったものも多くあり、名称上の混乱を招いています。
例えば、ビタミンB群では、B1~B12という風に多くの番号がありますが、中にはビタミンではないものも含まれています。それらは現在ではビタミン様物質と呼ばれることがあります。
これらのビタミン類の中で、現在では、ビタミンB3はナイアシンと呼ばれています。同様に、ビタミンB5はパントテン酸、ビタミンB7はビオチン、ビタミンMは葉酸、ビタミンUはキャベジン、ビタミンQはコエンザイムQ10と呼ばれるのが普通です。
「ビタミン系」健康食品の更に詳細な情報は、現在収集中で、このコーナーが完成するのは、かなり先のことになる予定です。ご不便をお掛けしますがよろしくお願いいたします。
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区分
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名称
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別名など
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水溶性ビタミン
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ビタミンB1 |
チアミン、サイアミン、アイノリン、オリザニンとも呼ばれる
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ビタミンB2 |
リボフラビン |
ビタミンB3 |
ナイアシン、ニコチン酸とも呼ばれる |
ビタミンB5 |
パントテン酸 |
ビタミンB6 |
ビリドキシン |
ビタミンB7 |
ビオチン、ビタミンHとも呼ばれる |
ビタミンB12 |
コバラミン |
ビタミンM |
葉酸、ビタミン9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれる
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ビタミンC |
アスコルビン酸 |
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脂溶性ビタミン
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ビタミンA |
レチノール |
ビタミンD |
カルシフェロール |
ビタミンE |
トコフェロール |
ビタミンK |
フィロキノン |
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ビタミン様物質
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ビタミンP |
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ビタミンU |
キャベジン |
ビタミンQ |
コエンザイムQ10 |
ルチン |
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コリン |
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イノシトール |
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リポ酸 |
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