〔老人デイサービス事業〕

　老人デイサービス事業は、在宅の虚弱老人、寝たきり老人、重度の徘徊型痴呆症の高齢者を対象とした事業です。

　送迎用リフトバスなどを用いて、デイサービスセンターに来所させ、入浴、排泄、食事などの介護、機能訓練、日常生活上の動作訓練、生活指導、レクリエーションなどを行います。

老人福祉

老人居宅介護等事業

老人デイサービス事業

老人短期入所事業

小規模多機能型居宅介護事業

認知症対応型老人共同生活援助事業

老人福祉施設〔詳細展開〕

老人福祉法の規定外の施設〔詳細展開〕

　社会交流の促進や心身機能の維持を図り、ご家族の負担軽減を図ることも目指した事業で、実施主体は市町村です。

　老人デイサービスセンターには、「A型(重介護型)」「B型(虚弱型)」「C型(軽介護型)」「D型(小規模型)」および「E型（排徊型痴呆症の毎日通所型）」の5つの種類があります。

　老人デイサービスセンターは、いわゆる「日帰り介護施設」で、おおむね65歳以上の人で、心身の障害があり日常生活に困難がある人が対象です。

　更に具体的には、在宅の虚弱老人や寝たきり老人、重度徘徊型痴呆症の高齢者が対象とし、デイサービスセンターまではリフト付きのバスによる送迎します。

　センターでのサービス内容は「送迎サービス」や「給食サービス」「排泄サービス」「入浴サービス」「健康チェック」「生活指導」「日常生活動作訓練」「レクリエーション」、および「家族介護者サービス（家族介護者教室）」などです。

　デイサービスセンターの更に詳しい内容については、「通所サービス」を参照してください。

◆〔老人デイサービスセンター〕についてご説明します。

通所介護事業所の種類

　通所介護事業所では、在宅の虚弱老人、および寝たきり老人などが、老人デイサービスセンター等に通い、入浴・食事の提供とその介護、生活等についての相談・助言、健康状態の確認等の日常生活上の世話や機能訓練を提供されます。

　事業としては、リフトバス等による送迎を行ったりする「基本事業」と「通所事業」「訪問事業」とがあります。

通所介護事業所の種類

基本事業　生活指導（含むレクリエーション）、日常生活動作訓練、養護、家族介護者教室、健康チェック、送迎

通所事業　入浴サービス、給食サービス

訪問事業　入浴サービス、給食サービス

サービス型

　老人デイサービスセンター（通所介護事業所）での　サービス内容としては、下記の表に示すとおり、食事・入浴・日常動作訓練・健康チェック・レクリエーション・生活指導・家族介護者教室などが提供されます。

区分とサービス型

区分（サービス型）サービス内容

A型（重介護型）　基本事業、通所事業、および訪問事業のすべてを実施する施設です。

B型（基本型）　基本事業と通所事業の全てを実施し、訪問事業の各サービスについては選択して実施できる施設です。

C型（軽介護型）　基本事業6項目中、「送迎」を必須として実施し、他の5項目中3項目を選択して実施するとともに、通所事業および訪問事業の4つのサービスの中で2項目を選択して実施する施設です。

D型（小規模型）　基本事業については、生活指導（レクレーションを含む）、養護、健康チェックを行い、通所事業の給食サービスを実施するとともに、選択により入浴サービスを実施する施設です。

E型（痴呆老人向け毎日通所型）　事業の実施はD型と同じですが、対象者を痴呆老人とします。

　具体的な事業内容は、基本事業については、生活指導（レクレーションを含む）、養護、健康チェックを行い、通所事業の給食サービスを実施するとともに、選択により入浴サービスを実施する施設です。