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心の病気

統合失調型人格障害

 著しい性格的な偏りが幼児期や青年期から長期間続いていて、その性格のために社会生活に支障をきたし、本人も悩み社会的にも問題を起こすのが〔パーソナリティ障害〕あるいは〔人格障害〕です。

 〔パーソナリティ障害〕には、クラスターA、B、Cという分類があり、〔統合失調型人格障害〕はクラスターAに属しています。


 〔統合失調型人格障害〕は、〔人格障害〕のなかでクラスターAに分類される精神障害ですが、風変わりで自閉的で妄想を持ちやすく、奇異で閉じこもりがちな性質を持つとされています。

 〔統合失調型人格障害〕があると、しばしば円滑な対人関係を築くことができず、協調性をもった行動ができません。

 支離滅裂な言動が目立つようになり、「関係念慮」と呼ばれる傾向が見受けられます。少し離れたところでボソボソと話している人たちがいると、自分の悪口を言っているのではないかなどと思うようになります。

 超能力などへの関心、不適切な思考の出没などの病的障害が認められますが、幻覚や幻聴などの徴候はありません。

 統合失調型人格障害の特徴的症状は次のようなものです。

統合失調型人格障害の特徴的症状
奇妙な言動  話の内容が曖昧、抽象的、突飛で奇妙な言動、服装をする。

関係念虜  他人が話していると、自分の事を話している、馬鹿にしていると思い込む。

超常体験  迷信深さ、霊感、千里眼、テレパシー、第六感、超能力を異常に信じ込む。

猜疑心  疑い深く、人を信用しない。

孤立  一親等の親族以外には、親しい友人または信頼できる人がいない。

妄想不安  社会に対して過剰で妄想的な不安感を示し、慣れでも軽減できず、妄想的恐怖を伴う。