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境界性人格障害 |
著しい性格的な偏りが幼児期や青年期から長期間続いていて、その性格のために社会生活に支障をきたし、本人も悩み社会的にも問題を起こすのが〔パーソナリティ障害〕あるいは〔人格障害〕です。 |
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〔境界性人格障害〕は最近では〔境界性パーソナリティ障害〕と呼ばれる〔人格障害〕であり、〔情緒不安定性人格障害〕〔ボーダーライン〕とも呼ばれる精神疾患です。 〔境界性人格障害〕は、主に思春期から成人期に発症する〔人格障害〕で、患者数は人口の1~2%ほどだとされています。 〔境界性人格障害〕は次の診断基準の中の少なくとも5つの症状があるかどうかで診断されます。 ・見捨てられ不安。 ・理想化とこき下ろしに特徴づけられる不安定な対人関係。 ・同一性の障害。 ・衝動性。 ・自殺企図。 ・感情不安定。 ・慢性的な空虚感。 ・怒りの制御の困難。 ・一過性の妄想様観念・解離。 |