アマゾン〔心の病気〕◇心の病気全般◇心の病気の徴候と想定障害 |
心の病気のはじまりには、その徴候として多くの変化が見られるようになります。 |
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アマゾン〔心の病気〕◇心の病気全般◇心の病気の徴候と想定障害 |
心の病気のはじまりには、その徴候として多くの変化が見られるようになります。 |
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心の病気のはじまりを示す典型的な徴候 |
1 |
・元気がなくなり、落ち込んでいるように見える。 ・身体の不調を訴えるが、受診しても身体的な異常が見つからない。 |
2 |
・感情の起伏が激しくなり、怒りっぽくイライラするようになる。 ・感情が制御できなくなり、暴力的になる。 ・暗い表情を浮かべ、生気がなくなり、遂には死にたいと口走ったりする。 |
3 |
・言動がおかしくなり、話がまとまらなくなる。 ・突然、ありえないことを口走り、殺されるなどという妄想が激しくなる。 |
4 |
・対人関係が苦手となり、外出したがらなくなる。 ・知人の名前が思い出せないなど、人や物に対して、物忘れが激しくなる。 |
5 |
・些細なことが気になり、くよくよと心配する。 ・何かにおびえ出し、ちょっとしたことに不安を訴える。 |
6 |
・痩せているのにダイエットすると言い張ったり、肥っているのに過食する。 |
7 |
・妙に潔癖症になり、何度でも手を洗ったりするようになる。 |
8 |
・昼間でも眠ってばかりいるようになる。 ・睡眠に過敏となり、終夜眠れなくなったり、うなされたりするようになる。 |
このような症状が複数、あるいは頻繁に観察されるなら、かなりの確率で心の病気が始まっていると考えられます。特に、家族はこのようなサインを見逃さないよう注意することが大切です。 |
◆心の病気の徴候と想定障害についてご説明します。 |
元気がなく、落ち込む |
特別な原因がないのに、数週間にわたって暗い顔をして塞ぎこんでいるようになる状態です。無口になり、大好きだった趣味もやらなくなったり、外出もしなくなり、ただぼんやりするようになったりします。
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激しい感情の起伏 |
人は誰でも気分が滅入ったりしますが、それは原因があってのことです。特別な原因もないのに、喜怒哀楽などの感情の起伏が激しくなり、無用に饒舌になったり、怒りっぽくなったり、泣き喚いたり、暴力を振るうようになります。
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おかしな言動 |
人は、体調不調だったり、老化現象でも考えがうまく整理できなくなり、話がまとまり難くなることが起こりますが、他の異常がないなら、特に心配はいりません。
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激しい物忘れ |
誰でも高齢になると、度忘れという現象が起こります。気になることをどうしても思い出せないという状態ですが、後になって思い出すことができます。このようなことは特に病的なものではありません。「度忘れしている」という認識があるならそれは正常だと思ってもいいでしょう。
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感情の暴走 |
特別な理由もないのに容易に激怒し、ときに暴力をふるいます。気持ちが鎮まっているときはちょっと反省の気持ちもありますが、些細なことで直ぐに感情が高まり感情を制御しきれず、同じことを何度でも繰り返してしまいます。
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対人関係が苦手 |
人にはそれぞれ性格があって、もともと出不精だったり、体調が悪かったり、会社で不愉快なことがあったりなどで、他人との接触を避けることがありますが、これだけなら特別に問題はありません。
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些細なことを極度に心配 |
誰にでも心配事や悩み事はつきものです。体調が不調になると悪い病気ではないかと心配にもなります。しかし、それが一過性のものであれば特に問題とすることはありません。
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何かにおびえ不安を抱く |
人は誰でも、体調不調なら重篤な病気ではないかと悩んだり不安にもなります。試験を受ける直前や面接の直前では不安でドキドキもします。このように明確な原因がある場合の不安や悩みは、本質的に一過性のものですから特に問題はありません。
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理由もない身体の不調 |
仕事や家庭でストレスが溜まったり、ホルモンバランスが崩れたりすると、自律神経の乱れから頭痛や倦怠感などの症状が出ることがあります。こんなとき、多くの場合、旅行に出かけたり、趣味に打ち込んだり、お友達とショッピングに出かけたりすることで、症状は改善します。
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異常な痩せや肥満 |
誰でも風邪などひいて体調不調になったり、深刻な悩み事があったり、肉体的に非常に過労状態であったり、暑い夏場には、食欲が減退します。このように原因が明確であり一過性であれば、何も問題はありません。
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極度な潔癖症 |
最近は衛生思想が進歩したこともあってか、きれい好きとか潔癖症とかいう人が見られます。外出先から帰宅したら手を洗う、トイレから出たら手を洗うなど、きれい好きは決して悪いことではありません。
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過敏な睡眠 |
心配事があったり、真夏の熱帯夜などによく眠れないことは誰にもあり、何も問題とする必要はありません。
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昼間でも眠ってばかりいる |
いくら寝ても寝たりないという人がいます。夜間には普通の時刻に寝付いて、朝も普通の時刻に起床するので睡眠不足は無いはずなのに、昼間には無性に眠くなるのです。
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激しい妄想 |
物事が思うようにいかなければ誰でも自信を失うこともありますし、親友に裏切られたりすれば、人間不信に陥ることがあります。普通なら、このようなことは時間が経つにつれて、何事も無かったように解決してしまいます。
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生気ない暗い表情 |
長い人生を生きていれば誰でも悔しい思いをしたり、いろいろと後悔することがあるものです。過ぎてしまったことをそれなりに受け止めて、いつまでもくよくよしたりしなければ特に問題はありません。
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