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〔薬の管理方法〕

 家庭での常備薬と呼ばれる類の薬があります。また、高血圧などの症状で医師に通っている場合には毎日服用する薬があります。

 いざというときちょっと薬が欲しい場合や毎日飲むべき薬を間違いなく服用するためには、薬の管理はどのようにしたらいいのでしょうか。

 薬を扱う上で、薬が化学物質の一種であるということから重大な三つのことがあります。

 ・薬は光に弱いということ。
 ・温度の変化に弱いということ。
 ・湿度の変化に弱いということ。



 薬の管理方法ではこれら3つの観点から、不要な変化を薬に与えないように管理しなくてはなりません。

 また、よほど几帳面な人でも毎日飲んでいる薬を飲み忘れたり、数多くの薬を服用しているとどれを飲んだらいいのか分からなくなり混乱したりします。

 保管場所が分からなくなったりして困ることもあります。凡人ならましてそういうことが頻繁に起こります。いざというとき、薬が見つからなくて困らないようにするにはどうしたらいいでしょうか。このページではそんなことを考えてみました。


薬の管理方法 ◆〔薬の管理方法〕はどのようにしたらいいのでしょうか。
常備薬の置き場

 どのご家庭にも常備薬の入れ物として救急箱や薬箱などがあります。ご家庭によっては、タンスの小さい引出しを置き場としていることもあります。毎日は使わないけれど、いざというとき使いたい薬には、風邪薬、胃腸薬、便秘の薬、目薬、絆創膏、傷薬などなど結構たくさんあるものです。

 常備薬の保管場所は、救急箱でも薬箱でも引出しでもいいのですが、いろいろな場所に分散してしまっておくと、いざというとき見つからなくて困ってしまうので、必ず決まった場所一箇所に置くようにしましょう。

毎日飲む薬
の置き場

 高血圧の方が毎日決まって服用する血圧降下剤のような薬は、分かりにくい場所に保管すると、飲み忘れる結果になりやすいです。飲み忘れを無くすためには、毎日食事する場所などの決まった位置に置くのが安全です。

 たとえば、食事用のテーブルの上、居間のコタツの上などに、お菓子などが入っていた金属製やプラスチック製の箱の中に入れておくと確実です。テーブルなどの上にバラで置いておくと、お掃除などの時に行方不明になったりしますので、必ずきちんとした容器に入れておきましょう。

 毎日飲む薬の数が多く、しかも全部同じタイミングで飲むわけでないような、複雑な飲み方をする薬がある場合には、飲み忘れや飲みすぎなどいろいろ問題もでてきます。この解決法として一番おすすめなのは、病院から薬をもらってきたら直ぐに、毎日の朝用、昼用、夜用という具合に分類して、一回分ずつに分けてしまう方法です。面倒なようですが、これが一番確実な方法です。このような作業を簡単にしてくれるものとして「かんたん・便利なお薬管理」などという商品もネット上で入手することも可能です。

環境変化
から薬を守る

 薬は光や温度、湿度などの環境変化に敏感に反応して、思わぬ変質をしてしまうことがあります。特に、直射日光のような強力な光にさらされると変質の可能性が大きくなります。高温下においても同様な変化が起こる可能性があります。

 また、湿度の高い場所では、水分を吸収してカビが生えたり、違う物質に変質してしまうこともあります。最悪の場合には、有害物質に変化してしまう可能性もあるのです。

 光や温度の影響を受けない場所として冷蔵庫があり、冷蔵庫での薬の保管をすすめる場合も多いのですが、逆に冷蔵庫では温度が低いために湿気を帯びやすいこともあります。冷蔵庫で保管する場合には、必ず薬をガラスの容器に入れてしっかりフタを閉めてから保管するようにしましょう。医師からの特別な指示や、薬の容器などに特別な記載がない限り、通常の薬は冷蔵庫で保管する必要はありません。

その他の注意点

 薬の保管について、次のような点にも注意するといいです。

 ・病院でもらった薬の入っている薬袋は、重要な事項が記載されているので捨てないで保管しましょう。

 ・市販薬の外箱には、有効期限はじめ、飲み方や副作用なども記載されているので、捨てないで保管しましょう。

 ・薬の有効期限切れのものは、変質している可能性もあります。とはいっても、通常、期限切れでもすぐ効き目がなくなったり、有毒なものに変質はしませんが、お医者さんからもらった風邪薬などでその風邪が既に治癒した場合などのときは、薬はるので、思いきって処分しましょう。

 ・薬は子供の手の届かないところに保管しましょう。特に子供さんがいるご家庭では、薬は冷蔵庫には保管してはいけません。子供はお菓子と間違えて食べてしまうかも知れないからです。

 ・薬の容器は詰め替えてはいけません。薬の詰め替えをすると、本人以外の人が誤って服用してしまう恐れがあります。旅行などに出かけるとき、どうしても詰め替えたい場合には、よく洗浄した清潔なビンを用いてください。また、必ず何の薬が入っているか、しっかりラベルを貼り付けてください。