基本分野選択:HOME健康・医療館 現在:PC版スマホ版へ移動 今日の運勢館おすすめカラオケ愛唱館
sentofu体の病気心の病気医療技術医薬品健康増進栄養成分健康食品全身美容保険介護健康用語nullサイト情報


 
体の病気体の病気全般心臓・血管脳・神経呼吸器消化器内分泌・代謝腎臓・泌尿器骨・関節・筋肉血液・造血器皮膚目
耳鼻歯・口腔アレルギー膠原病感染症中毒がん女性の病気男性の病気子供の病気生活習慣病  
体の病気
 

信号様式GIFアニメ アマゾン 信号様式GIFアニメ

 

〔血液・造血器の病気〕

骨髄増殖性疾患

(真性赤血球増加症)


 〔真性赤血球増加症〕は、すべての血液細胞のもとになる造血幹細胞の中の赤血球系幹細胞が腫瘍化し異常増殖して、赤血球が過剰産生される病気です。

 真性赤血球増加症になると、赤血球の増加により血液量が増え粘性が強くなって、細い血管を通過しにくくなります。

 血液の凝固因子である血液中の血小板の数が増加することもあります。肝臓や脾臓が肥大し腹部が膨満することがあり、肝臓や脾臓の血管で血栓が生じることもあります。


 真性赤血球増加症は、初期の段階では特別な症状はみられませんが、最初の症状は、筋力低下や疲労感、頭痛、ふらつき、息切れ、寝汗、皮下出血、体重減少などの形で現れてきます。

 真性赤血球増加症は、非常に稀な病気で、発症率は100万人に5人程度です。

真性赤血球増加症の症状
全身症状 ・筋力低下、ふらつき、頭痛、息切れ、寝汗、体重減少など。
・顔の皮膚が赤くなる赤ら顔、目の粘膜の充血、耳鳴りなど。
・視界の歪み、暗点が生じる、閃光が見えるなどの視覚異常症状。
・歯ぐきからの出血、小さな傷から予想以上の出血など。
皮膚症状 ・入浴後に全身の皮膚が痒くなる。
・手足に熱感を感じたり、骨の痛み感など。
・一過性脳虚血発作、脳梗塞、心筋梗塞、
・高血圧などの血栓症状など。
腹部 ・脾臓の腫れによる腹部の圧迫、膨満など。

 20歳未満の若年者に見られることは極めてめずらしく、診断時の平均年齢は60歳です。女性よりも男性に多くみられます。


f