アマゾン〔身体の病気〕◇耳の病気◇ |
人の顔の付近にある主に視角や聴覚、臭覚をつかさどる器官である目、耳、鼻などにもたくさんの病気があります。 |
アマゾン〔身体の病気〕◇耳の病気◇ |
人の顔の付近にある主に視角や聴覚、臭覚をつかさどる器官である目、耳、鼻などにもたくさんの病気があります。 |
耳の奥にある身体の向きや勢いを感知する体勢感覚器は、人の平衡感覚を感じ取る重要な器官です。 |
|
◆耳の病気には、こんな病気があります。 |
メニエール病 |
内耳の異常によりめまいの発作が繰り返される病気です。自分や周囲がぐるぐる回るような感じのめまいに襲われ、1~数時間続き、これが繰り返されます。片方あるいは両方の耳に耳鳴りや難聴が現れます。肩こりや吐き気、嘔吐などの症状をともなうこともあります。 |
良性発作性頭位眩暈症 |
上下左右などに突然向きを変えようと頭を動かすと、ぐるぐる回る回転性のめまいを感じる病気です。めまいは数秒~十数秒でおさまります。このような動作を繰り返しているとめまいはおこらなくなります。 |
突発性難聴 |
原因不明で突発的におこる難聴を突発性難聴といいます。ほとんどの場合、方耳だけの難聴で、難聴の程度は耳がつまった程度の軽いものから、耳鳴りがしたり、音がまったく聞こえなくなるような重症までさまざまです。めまいがしたり吐き気、嘔吐をともなう場合が半数程度あります。発病後数日以内に早期に治療すれば完治する場合も多いですが、1か月も放置すると改善はとても困難となります。 |
外耳道炎 |
耳の穴(外耳道)におこる炎症が外耳道炎です。耳かきなどをしていて傷ができ、そこに細菌や真菌が感染して、痒みや痛み、灼熱間(しゃくねつかん)などの症状を起こす病気です。 |
中耳炎 |
人間の耳は、大きな区分として、外耳、中耳、内耳という三つの部分に分かれています。 |
急性中耳炎 |
鼻やのどなど上気道に感染した肺炎球菌などが原因となって、中耳に急激な炎症がおこる病気です。乳幼児などに多く、風邪症状に引き続いて発症し、喉の痛み、鼻汁、鼻つまり、耳のつまった感じ、一時的な難聴などの症状がでます。 |
慢性中耳炎 |
慢性化した炎症が中耳におきたものが慢性化膿性中耳炎です。激しい痛みはないが膿の混じった耳だれがでて、低音が聞き取りにくい難聴が現れます。 |
滲出性中耳炎 |
滲出性中耳炎とは、中耳腔に液体がたまる中耳炎のことです。この液体は、浸出液、あるいは貯留液と呼ばれていて、ネバネバしたものから、サラサラしたものまでいろいろあります。 |
真珠腫性中耳炎 |
真珠腫性中耳炎では、中耳炎を繰り返しているうちに、鼓膜の一部の組織が奥に向かって陥没し球状に増殖して球状の肉芽組織を作ります。この肉芽はあたかも水晶の球のように見えることから「真珠腫」と呼ばれています。 |
好酸球性中耳炎 |
好酸球中耳炎は、内耳の粘膜に好酸球が浸潤し、固形に近いニカワ状の滲出液がぎっしり溜まる中耳炎です。 |