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〔カンピロバクター感染症〕

概要病気症状原因診断
治療予後合併症情報書籍
 
この疾患の概要です

 〔カンピロバクター感染症〕は、カンピロバクター属菌の感染を原因とするヒトおよび家畜に共通の感染症です。

 これは、〔キャンピロバクター感染症〕とも呼ばれる病気です。

 〔カンピロバクター感染症〕は、主に加熱処理が不十分な鶏肉を食べて起こる食中毒の一種で、他の感染型細菌性食中毒と酷似しますが、感染後発症までの潜伏期間はやや長めで2~7日です。


 この菌に汚染された鶏肉や生卵を摂取後2~3日経過してから、腹痛、発熱、悪心、悪寒、下痢、血便、嘔吐、倦怠感などの症状で発症します。

 菌が存在すれば非常に感染し易く、生の鶏肉の一滴の雫からでも発症します。

 大部分の患者で一日に10回以上の下痢が認められ、多くは水様性、血便、粘液便となります。

 下痢の症状は2~3日続いて回復してきますが、水溶性下痢のために重症になると脱水症状を呈することもあります。

 腹痛や発熱もありますが、38度C程度でそれほど高熱にはなりません。通常は軽症で数日で自然治癒します。

 2006年EU/EFSAの報告では、鶏肉の80%が汚染されているが、汚染されても、臭いや味に変化はないとのことです。

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