やや遅れて、脱力、筋肉痛、食欲低下に続き、意識低下を起こすこともあります。
酷くなると鉄さび色の痰(血痰)がでるようになります。
〔肺炎球菌肺炎〕は、日常生活で罹る肺炎の25%を占めていますが、60歳以上の高齢者の肺炎では約半数を占めます。
65歳以上の高齢者、呼吸器系の病気のある人、心臓病や腎臓病などの慢性疾患のある人では、特に重症化する危険があります。
しかも、肺炎球菌肺炎はその他の肺炎に比して重症化しやすい傾向があり、患者の2割は〔菌血症〕を合併すると考えられています。
この場合には、〔髄膜炎〕や〔感染性心内膜炎〕などを起こし生命が危険になることもあります。
〔肺炎球菌肺炎〕の感染を予防する方法としては、肺炎球菌ワクチンの接種が有効です。
このワクチンは5年間は効果がありますが、日本では一生に1度だけしか受けることができません。健康保険は使えず全額自己負担です。
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