従って、各介護サービス対する実際の「費用」は、通常、「単位X10円」で計算されます。この場合の単価である「10円」は「換算レート」と呼ばれています。 支援や介護の「単位」は「要支援ランク」や「要介護ランク」ごとに詳細に定められています。大きくは、要支援サービスに該当する「介護予防」関係と、要介護サービスに該当する「要介護」関係に分かれています。 介護サービスは、非常に多くの項目に分類されていますので、このコーナーの別のページで詳しくご説明しますが、ご自分やご家族の場合がどれに相当するかよく研究してみてください。 |
蛇足ですが、介護費用は、次の式で計算されます。 〔介護費用(円)〕=〔サービスの単価〕 X 〔換算レート〕 ------------------------ 換算レートは上記したように、大体1単位当たり10円ですが、地域によって多少異なります。東京都などの都会地は数%高い値となっています。 また、支援や介護を受ける人の自己負担分は、この介護費用の1割となります。残り9割は介護保険から支払われます。このように、同じ介護サービスでも在住地域により、わずかですが金額は異なります。 |