読字障害
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A.読みの正確さと理解力についての個別施行による標準化検査で測定された読みの到達度が、その人の生活年齢、測定された知能、年齢相応の教育の程度に応じて期待されるものより十分に低い。
B.基準Aの障害が読字能力を必要とする学業成績や日常の活動を著名に妨害している。
C.感覚器の欠陥が存在する場合、読みの困難は通常それに伴うものより過剰である。
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算数障害
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A.個別施行による標準化検査で測定された算数の能力が、その人の生活年齢、測定された知能、年齢相応の教育の程度に応じて期待されるものより十分に低い。
B.基準Aの障害が算数能力を必要とする学業成績や日常の活動を著名に妨害している。
C.感覚器の欠陥が存在する場合,算数能力の困難は通常それに伴うものより過剰である。
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書字表出障害
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A.個別施行による標準化検査(あるいは書字能力の機能的評価)で測定された書字能力が、その人の生活年齢、測定された知能、年齢相応の教育の程度に応じて期待されるものより十分に低い。
B.基準Aの障害が文章を書くことを必要とする学業成績や日常の活動(例:文法的に正しい文や構成された短い記事を書くこと)を著名に妨害している。
C.感覚器の欠陥が存在する場合、書字能力の困難が通常それに伴うものより過剰である。
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特定不能の学習障害
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このカテゴリーは、どの特定の学習障害の基準も満たさない学習の障害のためのものである。
このカテゴリーには、3つの領域(読字、算数、書字表出)のすべてにおける問題があって、個々の技能を測定する検査の成績は、その人の生活年齢、測定された知能、年齢相応の教育の程度に応じて期待されるものより十分に低いわけではないが、一緒になって、学業成績を著名に妨害しているものを含めてもよい。
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