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〔腸管出血性大腸菌感染症〕

 〔腸管出血性大腸菌感染症〕は、大腸菌の中の、O-157と呼ばれる細菌によって引き起こされる食中毒の病気です。

 水様の下痢、腹痛、発熱、嘔吐、血便、風邪症状が現れます。下痢は1日に5~6回以上もあり、この状態が数日間も続きます。


 O-157は普通の大腸菌が変異した大腸菌で、少ない菌数で感染症を発症し、人体に強いダメージを与える細菌です。

 この食中毒は症状が重く、体力のない老人や乳幼児では死にいたることもあります。更に〔溶血性尿毒症症候群(HUS)〕などを合併することもあります。

 O-157による腸管出血性大腸菌感染症における食中毒症状の主な特徴は次のようなものです。


腸管出血性大腸菌感染症の特徴
感染力

 O-157による腸管出血性大腸菌感染症は、非常に強力で、赤痢に近い感染力をもっています。

 細菌性食中毒を引き起こす通常の細菌では、細菌の密度は100万個単位でなければ感染しませんが、O-157菌では100個程度の少数の菌量で感染してしまいます。

潜伏期間

 通常の細菌性食中毒の潜伏期間は数時間~3日間程度でですが、O-157菌の感染に対する潜伏期間はやや長めの4~10日程度となっている特徴があります。

毒性

 O-157菌は、志賀毒素と呼ばれる猛毒を産生します。細胞におけるタンパク質の合成作用を阻害し、細胞を破壊します。