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〔一酸化炭素中毒〕

 炭素を含む物質を燃焼させると二酸化炭素が発生しますが、酸素の供給量が不十分だと不完全燃焼がおこり一酸化炭素が発生します。

 一酸化炭素は強い有害物質で、これを吸い込むと〔一酸化炭素中毒〕になります。一酸化炭素中毒では、意識はしっかりとあるのに体が動けなくなる特徴があり、火災などの場合、逃げ出すことができなくなる恐ろしい中毒です。

 一酸化炭素は、換気不良な地下空間などで蓄積し、一酸化炭素中毒の原因となります。


 一般家庭でも、最近は家屋の密閉構造が行き届いているため、木炭コンロや豆炭コンロ、ガス湯沸かし器、ストーブなどを使用時に不完全燃焼が起これば、室内の一酸化炭素濃度が急激に上昇し中毒を起こす可能性が高くなります。

 500ppm以下の一酸化炭素濃度に1時間晒されると、頭痛、耳鳴り、めまい、吐き気など、普通の風邪の症状に似た軽度の症状がでます。


 しかし、1000ppmの濃度では顕著な、一酸化炭素中毒の症状が現れるようになります。一酸化炭素中毒で恐ろしいのは、意識があるのに徐々に身体の自由が利かなくなってしまう点です。

 1500ppm以上の高濃度の一酸化炭素ガスを吸入すると、自覚症状を感じることなく急速に昏睡状態に陥り、そのまま死にいたります。