アマゾン〔身体の病気〕◇がんの病気◇目のがん |
身体に発生するがん全体からみると、非常に稀ではありますが、目にも悪性腫瘍(がん)は発生します。 |
目のがんには、悪性腫瘍(がん)が発生する部位により〔眼瞼腫瘍〕や〔結膜腫瘍〕〔眼窩内腫瘍〕および〔眼球内腫瘍〕とがあります。 |
アマゾン〔身体の病気〕◇がんの病気◇目のがん |
身体に発生するがん全体からみると、非常に稀ではありますが、目にも悪性腫瘍(がん)は発生します。 |
目のがんには、悪性腫瘍(がん)が発生する部位により〔眼瞼腫瘍〕や〔結膜腫瘍〕〔眼窩内腫瘍〕および〔眼球内腫瘍〕とがあります。 |
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◆「目の悪性腫瘍(がん)」にはどんな種類があるかご説明します。 |
眼瞼腫瘍 (まぶたにできるがん) |
〔眼瞼腫瘍〕はまぶたにできる悪性腫瘍(まぶたのがん)ですが、このがんは、眼球そのものに生じる悪性腫瘍(がん)ではなく、基本的に皮膚がんです。 眼瞼(まぶた)は、目そのものではありませんが、ここにできる悪性腫瘍は通常、目のがんとして区分されています。 このがんでは、がん部位からの出血やまつげの脱毛、中央部が凹んだ潰瘍などが生じて、治りにくく徐々に拡大して行きます。 まぶたは外部から直接見える部位であるため、がんが発生すれば初期の段階で容易に発見されます。このため、悪性度は低く予後は良好となります。 |
結膜腫瘍 (結膜にできるがん) |
上の図で示すように、結膜は、上下まぶたの裏側の「上眼瞼結膜」「下眼瞼結膜」から眼球表面の強膜(白目)表面を覆うようにまで繋がる「眼球結膜」へと広がる膜で、眼球表面では輪状(球結膜)になっています。 |
眼窩内腫瘍 (眼球の収まる骨の窪みにできるがん) |
眼球を構成する眼の組織は「眼窩」と呼ばれる強力な骨に囲まれた凹みの中に存在しています。 |
眼球内腫瘍 (眼球内の組織に生じるがん) |
眼球内の多くの組織にも悪性腫瘍は発生します。眼球内に生ずる悪性腫瘍として、大人では〔悪性黒色腫(メラノーマ)〕が多く発症しますが、これは眼球内の色素細胞にできる悪性腫瘍です。 このがんは、既に述べたように結膜部にも生じますが、「強膜(白目)」や「ぶどう膜(虹彩・毛様体・脈絡膜)」にも発生します。ぶどう膜(虹彩・毛様体・脈絡膜)にはメラニン色素を産生する細胞があるために悪性黒色腫が発生するのです。 これらのがんでは、初期段階では特別な自覚症状はありませんが、進行してくるとものが歪んで見えたり、視野が狭窄(きょうさく)したりします。 また、小児では、網膜になる前の細胞に発生する〔網膜芽細胞腫〕と呼ばれるがんが眼底に発生することがあります。 |