近年のがん治療方法は、がんの種類や進行度に対応して非常に多くのものがあり、患者は医師と相談の上で、どのような治療法を受けるか選択することができます。

　いくつかの治療法が組み合わされて適用される集学的治療法もあります。このコーナーではそれらの概要をご説明しています。

外科手術療法と化学療法、放射線療法を複合的に併用する治療法。

局所的ながんを外科手術によって除去する療法。

進行がんや血液のがんなどを抗がん薬で治療する療法。

局所的ながんに放射線を照射して死滅させる療法。

免疫賦活薬により免疫力を強化してがん細胞を攻撃する療法。

ホルモンの働きを妨害してがん細胞の増殖を抑制する療法。

43度C以上に加熱してがん細胞を死滅させる療法。

大量抗がん薬治療でダメージを受ける造血幹細胞を移植する療法。

動脈から直接的にがん組織に抗がん薬を注入する療法。

がんに栄養成分を供給している動脈を詰めてがんを死滅させる療法。

がん抑制遺伝子を入れてがん細胞を自殺させる療法。

漢方薬により免疫力を高めるなどで行うがん治療法。

西洋医学以外のいわゆる民間療法、健康食品などでの補助的療法。

がんに伴う痛みなどの軽減、がん治療での副作用を緩和する療法。