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健康食品

〔甘味料類〕

 




 甘味料は、食品に甘味をつけるために用いられる調味料です。

 人間に限らず、ハチやアリなど多くの動物は、甘味が好きであり、甘味に敏感に反応します。

 この甘味を得るために古来より様々な努力がなされてきました。

 甘味料を製法により分類すると「天然甘味料」と「人工甘味料」とがあります。


 天然甘味料は、天然の植物中などに微量に含まれている甘味成分であり、これを濃縮・精製して甘味料としたものです。人工甘味料は、天然には存在しない物質で、化学的操作によって砂糖よりはるかに甘く感じる物質を人工的に合成したものです。

 砂糖が甘味を得るための基本的物質ではあるのですが、砂糖の過剰摂取は糖尿病や肥満、虫歯の原因になるとされるなどで、最近では一種の悪者的扱いもされるようになり、砂糖の代替品として人工甘味料が使われる場面も増えてきました。

 人工甘味料の一部のものは、極めて低カロリーですが、甘味度は砂糖と同等~数百倍~数千倍もあります。最近では、お菓子などの甘味添加物として頻繁に使用されます。

 ダイエット目的に使用されることもあるのですが、人工甘味料の種類によっては発がん性などの危険性も指摘されていて、必ずしも安全であるとはいえないのが現状です。例えば、チクロは以前には広く使用されてきましたが、現在は発がん性のために日本では使用禁止となっています。

甘味料の種類 ◆〔甘味料〕の種類にはどんなものがあるかご説明します。
甘味料  一般に甘味料とは、食品に甘みをつけるために使われる調味料をいい、食品衛生上における食品の表示では、食品添加物として区分されています。近年では、天然甘味料ばかりでなく、天然に存在しない人工甘味料も利用されるようになりました。

 甘味料は、食品、あるいは食品添加物として利用される甘味を発現する物質全般を指し、大きくは〔糖質系甘味料〕と〔非糖質系甘味料〕とに分類されます。

糖質系甘味料  糖質系甘味料は、いろいろな分類法がありますが、ここでは〔砂糖・澱粉由来の糖〕〔オリゴ糖〕および〔糖アルコール〕に分類してご説明します。

 糖質甘味料のうちで、オリゴ糖はその定義が明確には定まっていないため、糖質(甘味料)によっては〔砂糖・でん粉系甘味料〕に分類されたり、〔オリゴ糖〕に分類されたりする場合があります。両方に属するような分類がされることもあります。

糖質系甘味料の種類
砂糖・でん粉由来の糖 砂糖 スクロース
ブドウ糖 グルコース
麦芽糖 マルトース
果糖 フラクトース
水飴
異性化糖
木糖 キシロース
乳糖 ラクトース
蜂蜜
メープルシロップ
糖蜜 モラセス
カップリングシュガー
オリゴ糖 フラクトオリゴ糖
ガラクトオリゴ糖
キシロオリゴ糖
乳果オリゴ糖 ラクストスクロール
大豆オリゴ糖
イソマルトオリゴ糖
ラフィノース
トレハロース
乳糖 ラクトース・でん粉由来系糖類にも登場
糖アルコール ソルビトール
マンニトール
マルチトール
キシリトール
エリスリトール
ラクチトール
パラチノース
還元水飴

非糖質系甘味料  非糖質系甘味料は、〔非糖質系天然甘味料〕および〔非糖質系人工甘味料〕とに分類されます。天然甘味料の方はそれほど多くありませんが、人工甘味料の分野には数多くの甘味料が含まれています。

 一般に、非糖質系甘味料は、砂糖とはやや異なる甘味を持ちますが、砂糖に対する甘味度が、数倍~数千倍ほどと非常に高く、同程度の甘味を出すための使用量が非常に少なくて済む特徴があります。

 糖尿病患者などの食物に使われたり、医療分野などでも使用されます。

非糖質系甘味料の種類
非糖質系
天然甘味料
ステビア
甘草抽出物
ソーマチン
非糖質系
人工甘味料
サッカリン
アスパルテーム
アセスルファムカリウム
スクラロース
ズルチン
ステビオサイド
グリチルリチン
チクロ
ネオテーム