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〔血液・造血器の病気〕

赤血球性疾患

(再生不良性貧血)


 〔再生不良性貧血〕は、骨髄中の造血幹細胞の減少により造血能力が低下し、末梢血中の全ての血球が不足する疾患です。

 血球が不足する結果、貧血症状や感染による発熱、出血などが起こります。原因には、先天性と後天性の両方があります。

 再生不良性貧血では、初期の段階では自覚症状はほとんどなく、ある程度病状が進行してくると息切れや動悸、眩暈、出血傾向、顔面蒼白、皮下出血、眼底出血などの症状が現れます。


 再生不良性貧血の重症度は、顆粒球や血小板、網赤血球の数により、軽症、中等症、重症の三段階に分類されています。網赤血球とは、赤芽球から細胞核が抜け落ちて出来たばかりの若い赤血球のことで、網状赤血球ともいいます。

 軽症や中等症では自然治癒もあります。重症の場合、造血能回復治療などで90%以上の患者は回復しますが予後不良の場合もあります。

 現在、日本における再生不良性貧血の患者数は約5000人と推定され、特定疾患に指定されています。