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〔血液・造血器の病気〕

出血性疾患

(血管性紫斑病)


 〔血管性紫斑病〕は、次のような別名で呼ばれることもある病気です。

 ・アレルギー性紫斑病
 ・シェーンライン・ヘノッホ紫班病
 ・アナフィラクトイド紫班病

 小児に好発する免疫学的仕組みで発症する全身性の小血管炎です。


 血管性紫斑病には紫斑、腹部症状、および関節症状という三大症状があり、通常は数週間で改善します。しかし、その他の症状として腎障害を合併することもあり、重大な状態に至ることもあります。

 血管性紫斑病の好発年齢は2~11歳で、男児の方が女児の2倍ほど多く発症します。年長になるほど急性期の期間が長くなり、再発や合併症の頻度も高くなる傾向があります。治癒するまでに数か月かかることもあります。


血管性紫斑病の症状
紫斑

 左右対称の下肢、臀部、前腕部など四肢末梢を中心に点状出血紫斑や斑状出血紫斑が混在して現れますが「青あざ」のような紫斑にはあまりなく、皮下の点状出血が大半です。下肢伸側の紫斑はほぼ必発です。

腹部症状

 約6割の患者に激しい腹痛や嘔吐、血便、下血などの症状が現れます。

関節症状

 約6割の患者に、膝や足の関節部に関節痛が発症し、関節が軽く腫れて痛みます。通常は2~3日ほどで改善しますが、繰り返し痛みがでることもあります。

腎炎合併

 約半数の患者に腎炎の合併がみられ、血尿や蛋白尿が認められます。多くは発病後1~3か月以内に出現しますが、ほとんどは自然治癒します。


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