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〔医薬品の分類〕 |
医薬品の種類は多岐にわたり非常に複雑なものとなっています。
・「患者が入手する方法での分類」
薬の入手方法で分類すれば、薬には〔市販薬〕と〔処方薬〕とがあります。 |
この場合、市販薬は〔一般用医薬品〕と呼ばれ、処方薬は〔医療用医薬品〕とも呼ばれます。 |
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〔医薬品の分類〕 |
医薬品の種類は多岐にわたり非常に複雑なものとなっています。
・「患者が入手する方法での分類」
薬の入手方法で分類すれば、薬には〔市販薬〕と〔処方薬〕とがあります。 |
この場合、市販薬は〔一般用医薬品〕と呼ばれ、処方薬は〔医療用医薬品〕とも呼ばれます。 |
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◆〔医薬品〕を入手法や使用法、形状などで分類するとこのようになっています。 |
医薬品の分類の仕方 |
医薬品の分類方法はいろいろあり、大きくは次のような方法に分けられます。 ・〔入手方法による分類〕 ・〔摂取方法・投与方法による分類〕 ・〔用途・効能による分類〕 ・〔特殊用途に特化した分類〕 ・〔形状による分類〕 ・〔摂取タイミングによる分類〕 ここでは、これらの概要をご説明しています。更に詳細は個別のページでご紹介しています。 |
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入手方法による分類 |
患者が医薬品を入手する方法としては、患者が薬局やドラッグストアなどから自由に購入できる〔市販薬〕と、医師の処方箋に基づいて処方してもらう〔処方薬〕とがあります。 市販薬と処方薬の違いについては、「薬の効用」の中にある「市販薬と処方薬」のページでもご説明しています。
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摂取方法・投与方法による分類 |
医薬を体内に摂取する方法には、薬を服用する〔内服薬〕と、貼り薬などのように貼付したり、塗ったりする〔外用薬〕とがあります。また、糖尿病患者などが自分自身で行う自己注射で使用する〔注射薬〕もあります。
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用途・効能による分類 |
どの薬にもその薬特有な用途や効能があります。どのような疾患や怪我、あるいは病原体に効くかなどにより分類することができます。
薬の用途・効能による詳細については、「内服薬」や「外用薬」のページでご説明しています。 |
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特殊用途に特化した分類 |
医薬品の中で、その投与の仕方などがひとつには限らないもの、あるいは非常に特別な使用法であるもの、特定目的に特化されたものなどがあります。たとえば、〔抗生物質〕〔抗菌剤〕〔抗結核薬〕〔抗がん剤〕などがそれらに該当します。 抗生物質や抗がん剤など特殊用途に特化した多数の医薬もありますが、これらの詳細は「特殊用途薬」のページでご説明しています。 |
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漢方薬 |
古来より漢方薬という薬が使われてきました。漢方薬は、天然の樹木や草から採ったいくつかの「生薬(しょうやく)」を組み合わせ調合することで作られます。生薬とは、自然界に存在する天然の植物(草木の根、果実、きのこ等)や動物、鉱物などをそのまま使って調合される薬のことをいいます。 漢方的な診察に基づいて、その人の体質、体質、病状などを総合的に判断した体の状態を「証(しょう)」といいますが、証とは、身体が病気とどのような戦い方をしているかを表すものとされます。 漢方薬では、たとえ同じ病名であっても、その人の「証」により生薬の配合処方が変わる特徴があり、西洋医学と大きく異なります。 漢方薬の詳細は「漢方薬」のページでご説明しています。 |
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形状による分類 |
薬の形状による分類では、いわゆる〔内服薬〕の他に、〔注射薬〕〔坐薬〕〔軟膏〕〔貼付薬〕〔舌下錠〕〔吸入剤〕などがあります。 これらの詳細については、「薬のタイプ」のページでご説明しています。 |
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摂取タイミングによる分類 |
内服薬の飲み方には、食後30分とか、食間とか、食後とかいろいろな指定があり迷うこともあります。 これらの詳細については、「薬の飲み方」のページでご説明しています。 |
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サプリメント |
無数ともいえるサプリメントが盛んに宣伝され販売されていますが、多くの場合、問題点もあります。ビタミン類やミネラル類は、比較的安心できるサプリメントと考えられます。 しかし、ロイヤルゼリーやブルーベリー、青汁は毒ではないとしても、プロポリスや深海ザメ肝油などに至っては言語道断な過剰宣伝がされています。このような商品の信憑性は極めて怪しいと思います。善良な消費者の皆さんが、この種の悪徳商品に惑わされないことを願います。 薬とサプリメントの詳細については、「薬とサプリの違い」のページでご説明しています。 |