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心の病気

行為障害

 〔破壊的行動障害〕は、破壊的な行動を繰り返し行う障害であり、〔行為障害〕と〔反抗挑戦性障害〕があります。一般社会では、いわゆる〔非行〕と呼ばれたりする障害です。

 〔行為障害〕は、基本的人権や社会的規範・規則・ルールを反復持続的に侵害する障害で、10歳前後に発症するのが普通です。


 具体的には、友達への暴行や人への虐待行為、動物への残虐行為、放火、器物破損、窃盗、虚偽、家出や登校拒否などがあります。

〔行為障害〕とは、反社会的、攻撃的、反抗的な行動を持続的に反復し、年齢相応の社会規範や規則を大きく逸脱しているものをいうわけですが、その診断基準は次の4つの項目の全てを満たし、それが6か月間持続した場合、行為障害と診断されます。

行為障害の診断基準
人や動物に対する攻撃性  しばしば人と喧嘩したり、脅迫したり、威嚇したり、動物に対して残虐な仕打ちをする。

所有物の破壊  他人の所有物の破壊 放火など。

嘘をつくことや窃盗  繰り返し嘘をついたり、盗みを行なう。

重大な規則違反  学校のズル休みや、家出など。


 このような障害は、脳機能の発達障害や養育環境、社会・文化的環境などが影響して発症すると考えられています。はじめに〔反抗挑戦性障害〕があって、〔行為障害〕に移行することがあります。

 治療は非常に大きな困難を伴うのが普通ですが、通常は親が医療機関や児童福祉機関などに相談し、指導を受けながら解決への道を探ることになります。