基本分野選択:HOME健康・医療館 現在:PC版スマホ版へ移動 今日の運勢館おすすめカラオケ愛唱館
sentofu体の病気心の病気医療技術医薬品健康増進栄養成分健康食品全身美容保険介護健康用語nullサイト情報


 
医薬品医薬品全般薬の効用市販薬の薬処方薬の薬内服薬の薬外用薬の薬注射薬の薬特殊用途薬の薬漢方薬の薬  
医薬品
 

信号様式GIFアニメ アマゾン 信号様式GIFアニメ

 

〔水虫治療薬〕

 水虫は皮膚糸状菌というカビ(白癬菌:はくせんきん)が皮膚、爪、毛髪などの角質層に侵入する感染症です。

 この白癬菌は角質内部に侵入し繁殖するのですが、ここでは白血球による駆逐は不可能です。  しかも皮膚の新陳代謝以上の速度で侵食してくるため、自然治癒はほぼ期待できません。

 特に、爪に侵入した水虫菌は退治がとても厄介で、実際上、塗り薬での治療は不可能です。



 水虫に罹ると、主に足に水疱、発赤、痛痒感をもたらします。これを放置すると、足の爪内部深くまで菌が侵入し、爪水虫と呼ばれる症状が現れます。皮膚表面の水虫は、塗り薬で治療することが可能です。

 爪水虫は塗り薬での治療は不可能で飲み薬が必要となります。爪水虫では、爪が曲がったり、黄色や白く濁り、粉を吹き、厚ぼったくなります。水虫の薬でグリセオフルビンなど比較的昔の薬では、爪水虫を完治するのに6~12か月かかります。しかし、最近開発されたラミシール錠やイトリゾール錠などでは、4~6か月くらいで完治することが多いです。

 なお、田虫(たむし)、陰金(いんきん)、白雲(しらくも)などと呼ばれる病気がありますが、これらは同じ白癬菌による感染症で、感染した場所によって呼び名が変わるだけです。皮膚に感染すれば田虫、陰部に感染すれば陰金、頭に感染すると白雲となります。


水虫治療薬 ◆〔水虫治療薬〕にはいくつかの種類があるので、それらの特徴をご説明します。
水虫治療薬

 水虫治療薬には、抗真菌薬などがあり、それぞれの種類に多くの医薬があります。


抗真菌薬

 抗真菌薬系の水虫治療薬には次のような医薬があり、これらの抗真菌薬の効能や副作用などを示します。

 ・グリセオフルビン
 ・グリセオフルビンSG
 ・グリセチンV
 ・グリソビンFP
 ・グセルビンFP
 ・フルシンF
 ・ポンシルFPなど

抗真菌薬の特性
特色・効用  グリセオフルビンなどの抗真菌薬は、水虫やたむし(白癬)などの治療薬です。普通の水虫薬は塗り薬が多いですが、グリセオフルビンは飲み薬です。

 この医薬は、爪、皮膚、毛髪などのケラチン含有細胞に蓄積され、これらの細胞に真菌が侵入するのを防ぎます。特に効果があるのは、通常の皮膚上の水虫よりも、爪の内部にできる爪水虫の治療です。

副作用  悪心、頭痛、嘔吐、めまい、光線過敏症、色素沈着、眠気、不眠などの症状がでることがあります。

飲み合わせ  血栓症や心筋梗塞の治療薬、睡眠・鎮痛薬、痒み止めなどの治療薬と同時に服用することは厳禁です。

 服用時にアルコールを摂取すると、頭痛、顔面紅潮、発汗、頻脈、動悸などの副作用が現れます。また、牛乳を飲むと、薬の作用が強くなりすぎます。