会話中
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会話中に、その年齢、その地域の言葉を適切な発達段階に応じて音声で話せるか。
<例>
・音声の産出、使用、表現、構成が適切か。
・ひとつの音を別の音で代用していないか。
・最後の子音の発音を省略していないか。
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日常生活の支障
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会話の音声産出の困難が、学業的または職業的成績を低下させる原因となっていないか。また、対人的コミュニケーションを妨害していないか。
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精神遅滞などの問題
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精神遅滞、言語運動または感覚器の欠陥、または環境的不備が存在し、これらが会話を通常より著しく困難にしていないか。
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吃音症
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正常な会話の流暢さが確保されているか。下の項目のひとつあるいはそれ以上が頻繁に起こっていないか。
・音と音節の繰り返し
・音の延長
・間投詞
・単語が途切れること(例:一つの単語の中の休止)
・聞き取れる、または無言の停止(音を伴ったあるいは伴わない会話の中止)
・遠回しの言い方(問題の言葉を避けて他の単語を使う)
・過剰な身体的緊張とともに発せられる言葉
・単音節の単語の反復(例:「あーあーあーあいたい」
言葉の流暢さに障害があり、それが学業的、職業的成績、あるいは対人的コミュニケーションを妨害していないか。
言語を発する運動、あるいは感覚器に欠陥があるために、通常伴うよりも過剰に会話を困難にしていないか。
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特定不能のコミュニケーション障害
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会話時の音程、音量、音質、抑揚(音調)、あるいは共鳴の異常など、上記にあげた原因以外の特定不能な音声的異常などがないか。
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