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心の病気

特定不能の広汎性発達障害


 〔PDD:広汎性発達障害〕と呼ばれる一連の発達障害は、生まれつきの脳の器質的異常により発症する障害です。

 一般的に〔広汎性発達障害〕という障害は、次のような三つの特徴的異常を有する障害です。

・「対人関係の異常」
・「コミュニケーションの異常」
・「特徴的なこだわり」


 これらの異常が完全には満たされていない、あるいは満たされ方が不十分であるが、その傾向が強い場合に〔特定不能の広汎性発達障害〕と呼ばれます。

 〔特定不能の広汎性発達障害〕はその中のひとつです。

 この障害に限らず〔広汎性発達障害〕は、子供の育て方によって発症する障害というものではありません。

広汎性発達障害の特徴
対人関係の異常  他人と視線を合わせることもなく、友達関係ができない、他人と興味を共有できない、感情を伝えあうこともない。

言葉やコミュニケーションの異常  言葉の遅れがあったり、まともな会話が成立しない。オウム返しのような特有な応答をする。また、遊びのルールや役割を理解できない。

特徴的なこだわり  非常に限定されたものにのみ興味を示し、周囲から見ると意味の無い習慣に極度にこだわる。体をくるくる回るなどの常同的行動を行う。


 「対人関係の異常」「コミュニケーションの異常」および「特徴的なこだわり」という三つの特徴的異常があるものの、他の特定の〔広汎性発達障害〕や〔統合失調症〕〔統合失調症型人格障害〕〔回避性人格障害〕の基準を満たさないものが、〔特定不能の広汎性発達障害〕と診断されます。

 尚、〔特定不能の広汎性発達障害〕の英語表現は、〔PDD-NOS:Pervasive Developmental Disorder - Not Otherwise Specified〕となっています。