基本分野選択:HOME健康・医療館 現在:PC版スマホ版へ移動 今日の運勢館おすすめカラオケ愛唱館
sentofu体の病気心の病気医療技術医薬品健康増進栄養成分健康食品全身美容保険介護健康用語nullサイト情報


心の病気心の病気全般心の病気の分類幼児期・小児期・青年期障害せん妄・痴呆・健忘性障害一般身体疾患による精神障害物質関連障害統合失調症・他の精神病性障害気分障害不安障害身体表現性障害虚偽性障害
解離性障害性障害・性同一性障害摂食障害睡眠障害衝動制御障害適応障害パーソナリティ障害臨床的関与対象状態その他の障害
 
心の病気

 

信号様式GIFアニメ アマゾン 信号様式GIFアニメ

 

〔心の病気〕

◇幼児期・小児期・青年期障害◇

広汎性発達障害

(小児期崩壊性障害)


 〔広汎性発達障害〕あるいは〔PDD〕と呼ばれる一連の発達障害は、生まれつきの脳の器質的異常により発症しますが、〔小児期崩壊性障害〕はその中のひとつです。

 一般に〔広汎性発達障害〕には、次のような三つの特徴があります。

 ・「対人関係の異常」
 ・「コミュニケーションの異常」
 ・「特徴的なこだわり」


広汎性発達障害の特徴
対人関係の異常  他人と視線を合わせることもなく、友達関係ができない、他人と興味を共有できない、感情を伝えあうこともない。

言葉やコミュニケーションの異常  言葉の遅れがあったり、まともな会話が成立しない。オウム返しのような特有な応答をする。また、遊びのルールや役割を理解できない。

特徴的なこだわり  非常に限定されたものにのみ興味を示し、周囲から見ると意味の無い習慣に極度にこだわる。体をくるくる回るなどの常同的行動を行う。


 〔小児期崩壊性障害〕は、2歳くらいまで正常に発達していた小児が、徐々に社会性やコミュニケーション能力、想像力などを失ってしまう障害です。

 〔小児期崩壊性障害〕では、少なくとも2歳くらいまでは正常に成長してきた子どもが、その後になって、〔対人反応障害〕や〔有意味語消失〕と呼ばれるような精神発達が退行してしまいます。

 典型的な症状では、人との対応がうまく出来なくなることや、有意味語消失と呼ばれるように、意味のある言葉が発っせなくなるのが特徴的です。特定の興味分野に執着したり、同じ行動を繰り返す「常同行動」をすることもあります。

 小児におけるこの障害の有病率は、ごく低く0.01%程度ですが、男児の方が多いです。

 尚、〔小児期崩壊性障害〕の英語表現は、〔Childhood Disintegrative Disorders〕となっています。