アマゾン〔心の病気〕◇幼児期・小児期・青年期障害◇広汎性発達障害(特定不能の広汎性発達障害) |
〔PDD:広汎性発達障害〕と呼ばれる一連の発達障害は、生まれつきの脳の器質的異常により発症する障害です。 |
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これらの異常が完全には満たされていない、あるいは満たされ方が不十分であるが、その傾向が強い場合に〔特定不能の広汎性発達障害〕と呼ばれます。 |
広汎性発達障害の特徴 |
対人関係の異常 |
他人と視線を合わせることもなく、友達関係ができない、他人と興味を共有できない、感情を伝えあうこともない。 |
言葉やコミュニケーションの異常 |
言葉の遅れがあったり、まともな会話が成立しない。オウム返しのような特有な応答をする。また、遊びのルールや役割を理解できない。 |
特徴的なこだわり |
非常に限定されたものにのみ興味を示し、周囲から見ると意味の無い習慣に極度にこだわる。体をくるくる回るなどの常同的行動を行う。 |
「対人関係の異常」「コミュニケーションの異常」および「特徴的なこだわり」という三つの特徴的異常があるものの、他の特定の〔広汎性発達障害〕や〔統合失調症〕〔統合失調症型人格障害〕〔回避性人格障害〕の基準を満たさないものが、〔特定不能の広汎性発達障害〕と診断されます。 |