〔夜間対応型訪問介護〕 |
夜間対応型訪問介護は、市区町村が指定する地域密着型介護サービスのひとつであり、週に何回かは定期巡回してもらえるサービスで、要介護1以上のランクの人が対象です。 夜間に定期的に各自宅を巡回して行われる形で訪問介護を受けることができます。 |
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このサービスは、中重度の要介護者に対して、在宅生活が安心して過ごせるよう、基本的には24時間にわたって行われるサービスです。 地域によってそこまではできないこともありますが、少なくとも午後10時~午前6時の間は、対応してもらえます。 また、随時対応として、要介護者がケアコール端末を持ち、すぐすぐ生命に危険が及ぶような状態ではないけれど、心身がとても不安になったり、排泄の介助をして欲しいなど、夜間に介護が必要となったとき、端末のボタンを押して常駐オペレータに通報します。 通報を受けたオペレータからの連絡により、介護福祉士などの訪問介護員が駆けつけてくれて、手助けしてくれるサービスもあります。 利用者が暴力行為などを振るう場合や、長期間連絡のなかった要介護者からの連絡を受けて際には、二人の訪問介護員によりサービスを行うことがあります。 オペレーションセンターが対応するシステムでは、利用者の健康データが蓄積されていて、通報に応じて訪問介護員の派遣や、必要なら救急車の手配などをしてくれます。 夜間対応型訪問介護は、平成18年4月の介護保険制度の改正により創設された新しいサービス類型のため、地域によっては未対応の場合もあります。 |