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〔夜間対応型訪問介護〕

 
 夜間対応型訪問介護は、市区町村が指定する地域密着型介護サービスのひとつであり、週に何回かは定期巡回してもらえるサービスで、要介護1以上のランクの人が対象です。

 夜間に定期的に各自宅を巡回して行われる形で訪問介護を受けることができます。


 このサービスは、中重度の要介護者に対して、在宅生活が安心して過ごせるよう、基本的には24時間にわたって行われるサービスです。

 地域によってそこまではできないこともありますが、少なくとも午後10時~午前6時の間は、対応してもらえます。

 また、随時対応として、要介護者がケアコール端末を持ち、すぐすぐ生命に危険が及ぶような状態ではないけれど、心身がとても不安になったり、排泄の介助をして欲しいなど、夜間に介護が必要となったとき、端末のボタンを押して常駐オペレータに通報します。

 通報を受けたオペレータからの連絡により、介護福祉士などの訪問介護員が駆けつけてくれて、手助けしてくれるサービスもあります。

 利用者が暴力行為などを振るう場合や、長期間連絡のなかった要介護者からの連絡を受けて際には、二人の訪問介護員によりサービスを行うことがあります。

 オペレーションセンターが対応するシステムでは、利用者の健康データが蓄積されていて、通報に応じて訪問介護員の派遣や、必要なら救急車の手配などをしてくれます。

 夜間対応型訪問介護は、平成18年4月の介護保険制度の改正により創設された新しいサービス類型のため、地域によっては未対応の場合もあります。

夜間対応型訪問介護の利用費用 ◆〔夜間対応型訪問介護〕の利用費用についてご説明します。
夜間対応型訪問介護

 夜間対応型訪問介護には、「オペレーションセンター設置型」と「オペレーションセンターなし」の二つの方法があります。

オペレーションセンター設置型

 この表は、オペレーションセンター設置型での夜間対応型訪問介護の利用費用です。

 夜間対応型訪問介護は要介護1~5の方のみ利用できるサービスです。このサービスには、「定期巡回サービス」「随時訪問サービス」および「随時訪問サービス(2人で実施)」という3つの方法があります。

 通常は、定期巡回サービスか訪問介護員1人による随時訪問サービスですが、要介護者に暴力性がある場合や、長期間連絡のなかった要介護者からの連絡を受けた際には、二人の訪問介護員による随時訪問サービスを行うこともあります。

オペレーションセンター設置型サービス
サービスの種類 サービスの単位 備 考
基本夜間対応型訪問介護 1000単位  夜間対応型訪問介護を受けるための基本費用として、1か月あたり1000単位が必要です。

 サービスの単位を金額に換算するには、標準では「1単位=10円」で換算しますが、この換算レートは地域により数%変動します。首都圏などではちょっと高くなります。このレートの詳細は「介護費用換算レート」のページで見ることができます。

 この金額は、サービス全体の費用ですが、利用者が支払うのはその1割だけで、残り9割は介護保険より事業者へ支払われます。

定期巡回サービス 347単位  定期巡回サービス1回あたりの費用です。

随時訪問サービス 580単位  訪問介護員が1人で行う随時訪問サービスの費用です。

随時訪問サービス
(2人で実施)
780単位  訪問介護員が2人で行う随時訪問サービスの費用です。


オペレーションセンターなし型

 この表は、オペレーションセンターなしの場合の夜間対応型訪問介護の利用費用です。

 夜間対応型訪問介護は要介護1~5の方のみ利用できるサービスです。このサービスには、「定期巡回サービス」「随時訪問サービス」が介護員直結で利用できます。

オペレーションセンターなし型サービス
サービスの種類 サービスの単位 備 考
訪問介護 2760単位  このサービスでは、訪問介護員の判断で訪問を決めますが、定期巡回や随時訪問を含めて、1か月あたりの費用は定額となっていて、夜間対応型訪問介護を受ける全ての費用込みで、1か月あたり2760単位が必要です。

 サービスの単位を金額に換算するには、標準では「1単位=10円」で換算しますが、この換算レートは地域により数%変動します。首都圏などではちょっと高くなります。このレートの詳細は「介護費用換算レート」のページで見ることができます。

 この金額は、サービス全体の費用ですが、利用者が支払うのはその1割だけで、残り9割は介護保険より事業者へ支払われます。(このサービスの利用者が1か月に支払うのは地域で多少異なりますが、大体2760円となります。)