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人間の睡眠 |
人間はある意味で「眠る動物」であるということができます。 |
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ホメオスタシスというのは、生体機能の一般的原理であり、身体内部環境のさまざまな変化に応じて、形態的、機能的状態を一定の範囲に保持することをいいます。 ホメオスタシスがあることで人間は体温などを適度な範囲に保つことができるのです。 人間は、睡眠することで心身のリフレッシュや恒常性を保っているのですが、睡眠中でも身体各部は動いています。脳は休んでいるように見えても生きる上で必要なさまざまな活動が行われています。 人は眠りにつくと、急速に「ノンレム睡眠」と呼ばれる深い睡眠、眠りに落ちていきますが、しばらくすると「レム睡眠」と呼ばれる浅い睡眠状態になります。この状態は大体90分単位で反復します。 この「ノンレム睡眠・レム睡眠」サイクルは、通常では、8時間ほど眠る間に、5サイクル程度繰り返されます。 |
ノンレム睡眠とレム睡眠 |
レム睡眠 |
レム睡眠(REM睡眠)は、睡眠としては浅い状態で、「Rapid Eye Movement」(急速眼球運動)から名づけられたもので、「寝ているはずなのに眼球がキョロキョロ動いている」状態です。 |
ノンレム睡眠 |
レム睡眠に対してノンレム睡眠は、急速眼球運動を伴わない深い睡眠のことをいいます。入眠時には先ずノンレム睡眠が現れ深い眠りになります。 |