最も一般的な場合では、自己負担率は3割または2割となっています。特別な場合には自己負担率が1割となることもあります。 |
しかし、自己負担率がたとえ1割~3割であっても、がんなどの重篤な病気や大きな怪我を治療した場合、あるいは治療期間が長期にわたる場合には、医療費の総額も大きくなり、自己負担金額も非常に大きな額になってしまいます。 そこで、自己負担額の上限を定め、それ以上にかかった治療費の金額を保険料(税金)などで補助し、患者の負担額を軽減する仕組みがあり、これが「高額療養費制度」で、俗に「高額医療費還付制度」とも呼びます。 高額療養費制度には、多くの細かい規定や条件があるので、具体的な詳細は居住地の市役所などにお問い合わせ下さい。 |