アマゾン〔身体の病気〕◇消化器の病気◇急性虫垂炎 |
口から摂取された食物は、胃や小腸、大腸などの消化器官を経由しながら栄養分として吸収され、吸収されない不要分は最終的に肛門から排泄されます。 |
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大腸の始まり部分である腹部右下には「盲腸」と呼ばれる器官があります。 その先端に紐のように突き出ている小さな突起は「虫垂」と呼ばれる器官で、長さが5~10cmの大きさがあります。 |
アマゾン〔身体の病気〕◇消化器の病気◇急性虫垂炎 |
口から摂取された食物は、胃や小腸、大腸などの消化器官を経由しながら栄養分として吸収され、吸収されない不要分は最終的に肛門から排泄されます。 |
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大腸の始まり部分である腹部右下には「盲腸」と呼ばれる器官があります。 その先端に紐のように突き出ている小さな突起は「虫垂」と呼ばれる器官で、長さが5~10cmの大きさがあります。 |
〔急性虫垂炎〕は、この虫垂に炎症が起こり、腫れたり、膿がでたり、発熱したりする病気で、俗に〔盲腸炎〕とも呼ばれます。
急性虫垂炎になると、上腹部の不快感、鈍痛から始まり、下腹部がズキズキと痛み出し、時間が経つにつれて強く痛むようになります。 |
◆「急性虫垂炎」とは、一体どんな病気なのかの説明です。 |
どんな病気ですか? |
盲腸は小腸から大腸に移り変わる部分の最端部にある部分で、右下腹部にあります。この盲腸から出ている細長い器官が虫垂です。急性虫垂炎は、何らかの原因で虫垂が閉塞し内部で細菌が増殖して炎症が起きている状態です。虫垂が盲腸部の下端から突出している部分にあるため、俗称では盲腸炎とも呼ばれます。
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◆「急性虫垂炎」の症状の説明です。 |
急性虫垂炎の症状 |
急性虫垂炎になると、先ずみぞおち付近が痛み出し、時間が経過すると痛みが右下腹部へと移動するように感じます。やがて、37~38度Cの発熱が現れ、吐き気や嘔吐、食欲不振を伴います。炎症性疾患のため必ず発熱を伴います。 |
◆「急性虫垂炎」の原因や発症の仕組みの説明です。 |
急性虫垂炎の原因 |
急性虫垂炎の原因は定かではありませんが、異物や固まった便が虫垂内部に詰まることが一つの原因となることもあるようです。 |
◆「急性虫垂炎」の検査方法や診断方法の説明です。 |
急性虫垂炎の診断 |
急性虫垂炎の診断では、先ず、触診と血液検査が行われます。必要に応じ、腹部超音波検査、CTスキャンなどで検査します。
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◆「急性虫垂炎」の治療方法の説明です。 |
急性虫垂炎の治療方針 |
急性虫垂炎の治療には、炎症が軽度な場合には抗菌薬が使われることがあります。しかし、多くの場合、手術による虫垂切除が簡単で安全なこともあって、虫垂切除術が行われるのが普通です。
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