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〔原発性脳腫瘍〕

 脳は三つの膜に包まれて「頭蓋骨」の中に収まり保護されています。

 この膜は外側から「硬膜」「くも膜」「軟膜」という順番で構成されていて、くも膜の下にある「くも膜下腔」内は、脳脊髄液で満たされています。

 頭蓋骨の中にある、脳や脳の周辺部にもさまざまな腫瘍は発生し、総称として一般に〔脳腫瘍〕と呼ばれています。


 〔脳腫瘍〕は、脳細胞や硬膜、くも膜、軟膜からだけでなく、頭蓋内の血管や末梢神経などあらゆる部位から発生します。

 〔脳腫瘍〕をその発生の由来から大きく分類すると、脳や脳の周辺部位から発生する〔原発性脳腫瘍〕と脳以外の他の臓器のがんが転移してきて起こる〔転移性脳腫瘍〕の二種類になります。

 脳腫瘍には他の臓器での腫瘍と同様に、良性腫瘍と悪性腫瘍とがあります。良性腫瘍と悪性腫瘍の発生比率は約半々とされています。他の臓器での悪性腫瘍が脳に転移してきた転移性脳腫瘍も悪性腫瘍に含まれます。

 脳腫瘍が発生すると、脳内の神経などを圧迫することで先ず頭痛や吐き気、嘔吐などの症状が出現します。やがて目が霞んだり、痙攣、意識障害、運動障害、言語障害、聴覚障害などの症状が出てきます。

 脳腫瘍の治療の基本は外科手術による腫瘍の摘出ですが、困難な場合も多く、放射線療法や化学療法、免疫療法なども併用されます。

 このページでは、脳腫瘍に共通的な症状や原因、検査・診断法、治療法などをご説明していますが、脳腫瘍の中で頻度も多く重要な〔転移性脳腫瘍〕や〔神経膠腫〕〔神経線維腫〕〔神経鞘腫〕〔髄膜腫〕および〔脊髄腫瘍〕については、それぞれの詳細ページで説明しています。