基本分野選択:HOME健康・医療館 現在:PC版スマホ版へ移動 今日の運勢館おすすめカラオケ愛唱館
sentofu体の病気心の病気医療技術医薬品健康増進栄養成分健康食品全身美容保険介護健康用語nullサイト情報


 
体の病気体の病気全般心臓・血管脳・神経呼吸器消化器内分泌・代謝腎臓・泌尿器骨・関節・筋肉血液・造血器皮膚目
耳鼻歯・口腔アレルギー膠原病感染症中毒がん女性の病気男性の病気子供の病気生活習慣病  
体の病気
 

信号様式GIFアニメ アマゾン 信号様式GIFアニメ

 

〔転移性脳腫瘍〕

 〔転移性脳腫瘍〕は、身体内の他の場所で発生した〔がん〕が脳内組織に転移して脳内あるいは脳周辺にできた〔がん〕のことをいいます。

 腫瘍が脳を侵したり、神経を圧迫することで、片麻痺、歩行障害、痙攣発作、視野障害、聴力障害などが発生します。

 また、腫瘍が大きくなると頭蓋内圧力が上昇することで頭痛、吐き気、嘔吐、うっ血乳頭などの症状が現れてきます。


 脳に転移してくる〔がん〕は〔肺がん〕〔乳がん〕〔消化器がん〕が多くなっています。転移性脳腫瘍は、脳の中に1つだけ病変ができる場合と、多数できてしまう場合があります。

 脳転移での〔がん〕が最初に見つかり、それから元々の他臓器での原発がんが見つかることもあります。

 転移性脳腫瘍の発症は50~70歳代で多くなりますが、男女比では男性の方がやや多いです。発症部位では、大脳の後頭葉と小脳の境に入り込んだ脳硬膜より上の「テント上」と呼ばれる領域が8割以上を占めています。

 統計的には、転移性脳腫瘍の元々のがんの種類と発生率は次のようになっています。


転移性脳腫瘍の原発巣(転移した元々のがんが発生した場所)
肺がん  50.0%
乳がん  10.3%
消化器がん  10.3%
頭頚部がん  4.7%
腎・膀胱がん  4.7%
子宮がん  4.1%