アマゾン〔心の病気〕◇睡眠障害◇睡眠時随伴症(覚醒障害) |
〔覚醒障害〕は、入眠後1~3時間程度の睡眠の早い段階で起こる異常行動をいいます。 |
|
・錯乱性覚醒 ・睡眠時遊行症 ・睡眠時驚愕症 これらの障害は主に子どもに見られます。いずれの障害も成長するに従い消滅しますので、通常はそれほど心配はありません。 しかし、もしも大きくなってから、あるいは成人してからも症状が出現するようでしたら、てんかんなどの他の疾患などが隠れていることもあるので診断が必要かも知れません。 ここでは、これらの障害の典型的な症状などの概略を示しますが、更に詳しい症状などはこのページの下部の説明を見てください。 |
覚醒障害の典型的症状 |
錯乱性覚醒 |
乳幼児では、眠りはじめの深いノンレム睡眠の終りに、不完全で中途半端な目覚めをしてしまうことがあります。 不完全に目覚めると、呻いたり、泣き叫んだり、寝言を言ったり、手足をバタバタさせたりするようなぐずり行動が現われます。 |
睡眠時遊行症 |
一般に〔夢遊症〕と呼ばれる障害で、急に起き上がって歩き始めたり、逃げ出すような行動をとるが本人はまったく記憶していません。 |
睡眠時驚愕症 |
一般に〔夜驚症〕と呼ばれる障害で、夜間急に起き出して怖がって泣いたり大暴れしたりします。正気に戻ったとき本人には記憶は残りません。 |